神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

KWR車椅子修理屋の活動 4月2日の紹介

2011-04-18 18:46:59 | 車椅子
4月2日、神奈川工科大学・KWR車椅子修理屋(代表鈴木裕喜4年生)のメンバー4人が、車いす5台(大森学園高校提供)と工具をワゴン車に載せて、福島県双葉町民1200人の避難所である埼玉県加須市の旧騎西高校を訪ねる。KWRは、2004年に中越地震、スマトラ沖巨大地震が発生した時にも被災地に車いす支援をおこなっている。それ以降、韓国、タイ、台湾で毎年修理活動を行ってきた豊富な経験から、今回も避難所の車いすはチューブタイヤがいいと考え、避難所に出向いてノーパンクタイヤの車いすを届けることにした。

空飛ぶ車いすHPより
http://www.nisshasai.jp/soratobu/news/shien_3.html

今週4月23日の車椅子修理イベントについて<予告>
大学プレスセンターHPにて内容確認できます

いざという時のために・・・、そうした研究を

2011-04-18 10:32:46 | 研究・啓発
地域の方々と協力しながら防犯システムの開発

災害時のシステムを応用して、携帯電話を使った防犯システムを作り上げています。 神奈川工科大学の情報工学科・情報メディア学科の各教員と院生、地元自治会の共同研究「地域の目を活かした防犯システム」を作成。これから災害時の対応・協力や防犯に役立つよう進めています。

情報工学科ブログに関係記事が掲載されています。ご覧ください。




バスタオルを集めています

2011-04-13 10:51:03 | 車椅子
神奈川工科大学車いす修理屋(KWR)と、新潟医療福祉大学空飛ぶ車いすサポーターズ(FWS)からのお願い

福島原発の隣接地双葉町から移転を3度繰り返し、埼玉県加須市に避難した1,300人は、間仕切りなし、エレベーターなし、冷房なし、冷蔵庫なし・・・と、なにもない廃校(旧騎西高校)の教室や体育館で寝起きし、猛暑で有名な埼玉の夏を迎えることになります。

◆2回の訪問で「あればうれしい日用品」リスト発見!
 校舎2階に設置された双葉町社協に4月2日に車いす5台、4月9日に北海道東神楽町社協から預かった杖4本を届けましたが、この2回の訪問で体育館に保管中の支援物資について町の方と話す機会がありました。その時体育館の壁に手書きで、バスタオル、ポリデント、歯磨き粉など品名が書いてある紙が目に入り、尋ねると「町の方が書いた、あればうれしい日用品です。必要品は日々変わります。小さいタオルは沢山ありますが、バスタオルは少なく、これから夏を迎え、小さい子の夏がけにも使えてあれば喜びます」と説明してくれました。また、ダンボール一杯に詰まった衣類はほとんどが冬物の中古でした。緊急時を過ぎた現段階では、新しい「夏もの」を贈る必要性を痛感しました。

4月23日(土)に神奈川工科大学内で車いす修理会を計画していますが、同時に、「あればうれしい日用品」の中から、下記5品目を集めて贈ることにしました。学生でも参加できるボランティアとして「一人1品」を基本に呼びかけます。集められた品物は、23日に修理会で仕分けして24日(日)に双葉町(加須市)に届けます。

◆日用品郵送要領
1.対象品:(1)バスタオル(未使用に限る)   (4)ポリデント(いれ歯洗浄剤)
(2)冷えピタ(熱さましシート)   (5)カップラーメン
(3)歯磨き粉
2.集積場所:品物は宅配便などで下記あて郵送してください。

■郵送先 〒243-0292神奈川県厚木市下荻野1030
    神奈川工科大学・学生課気付 KWR代表 鈴木裕喜

3.郵送受付期間:4月19日(火)から21日(木)必着<厳守>

4.箱詰方法:(1)一箱には同じ物だけを入れてください。
       (2)白い紙に品物名、数量を明記して、箱の横に貼ってください。

5.寄 贈:福島県双葉町/配送日4月24日(日)<KWRとFWSメンバーが配送>

◆お願い:限られた時間と人数で仕分けなどを迅速に行うために、品物、箱詰方法、期間を限定しました。参加の方にお手数をおかけしますがご了承ください。

■ボランティア募集!4月23日(土)に学内で行う仕分けを手伝ってください

連絡先 kwrsyuuriya@yahoo.co.jp 車椅子修理屋 090-8055-9223 中西
  

皆さんの声をお聞かせください

2011-04-12 10:36:42 | 学生の声
kAITの皆さん

このブログにアクセスしていただき、ありがとうございます。昨夕より、kAIT WalkerのTOPICSに載せていただきましたので、皆さん、始めてお読みいただいていると思います。神奈川工科大学では、この未曾有の大震災に対して、少しでも復興の支援にかかわっていきたいと思っています。昨夜も今朝も大きな余震に見舞われております。日々、この厳しい状況を意識せざるを得ない状況です。でも、このキャンパスには若い力がたくさん集まっています。さまざまな知恵と技術もあります。それを活かしていきたいと考えています。

そこで、皆さんが経験したこと、そこから感じたこと、また、どのようなことができるか、そのようなことをこのブログにお寄せください。そして、長期的な支援をどのようにしていけばよいか、を考え、実践していきたいと思っています。


神奈川工科大学
学長室地域連携ワーキング・グループ
東日本大震災KAIT支援プロジェクト