天気予報でも言っていたが、県南は前線などの影響からか、潮位が高くなる“異常潮位”が起きている。
普段は大潮でも、此処までは高くならない。
これで台風でも来ていたら、海水が護岸を越えているだろう。
やっぱり、秋雨前線などの影響で気圧が下がっているのと、月の引力が重なってこうなっているのだろうな。
湾岸道路から見た海は、パッと見た限りでは波はさほど高くないように感じる。
でも、沖の方は北東の風が吹いて白波が立っている。
タチウオ釣りを兼ねて、船を出してみよう。
沖波止を回り、裸バエ方向に舵を取る。
やっぱり、波が高いままで、昨日と何も変わりがない。
波止の先端は、波が乗り上げている。
船に立っていると、バランスが取り難いくらいに波を受けて船が傾く。
ゆっくりと船を進めるが、波が高いだけに、大きく上下動する。
風は北東から、波とウネリは南からと波が角立ち安い状況だ。
もう随分、沖に出ていない。
知り合いの漁師さんに確認したポイントも、チェックしたいのだが…。
去年の今日の記録を見ると、水島沖でハマチの一寸した入れ食いがあった日だ。
こんな良い日に、そのポイントに行けない。
「くっー!口惜しいな」
港に帰ると、お客様のYさんが待っていた。
「沖は時化ていますよ」
「今週も、もしかしたら来週も厳しいかもですね」
「来週は、知り合いと一緒に来ますね」
月曜は雨だし、来週こそは天気回復しますように。