釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月1日 雨を気にして

2022年06月03日 | 日記





昼前から、雨が降ってくる予報。

「雨が降る前に、頑張りましょう」

「天気が、急変するようだったら、引き上げます」

天気が不安定な時期だけに、安全対策は伝えて船を出す。


旬のイサキ、ノッコミと思われる鰤を釣りたい。

ポイントに向かう船中、雲の流れ、ウネリの方向等々に気を配る。

風自体は、北西が吹いているが強くはない。


魚探には、ベイト反応が出てきた。

海上は、大きな波もウネリも出ていない。

「やりましょうか」

皆さんに、竿出しを勧める。


最初のアタリは、直ぐに来た。





金丸さん、幸屋さんに真鰺がヒット。

仲良くツーショット。

幸屋さんは、船釣り初挑戦だけに「船酔いするかも…」と、一寸不安気。


続けて、大きなアタリが来た。





竿が大きく曲がっている。

ドラグ音が鳴って、ラインが引き出される。

「鰤ですね」

船中に、大きな期待感が広がる。


やがて、姿を見せたのは黄色い尾鰭の鰤。

船上に上げると、全員から「おめでとう御座います」と、祝福の声。




丸々と太った、重量感タップリの鰤だ。

掲げる鰤が、輝いて見える。


鰤と同時に、鬼塚さんにもアタリが来ている。





良型の真鰺が、ヒットしてきた。


全員ヒットになった、朝間詰め。

誰か彼かの、竿が曲がる。

良型の真鰺が、連発してくる。


ハガツオも、又大きくなった気がする。




鯛ラバには、イトヨリダイもヒットしてくる。




ポイントを少しずつ変えながら、船を流していく。

潮行きは、下り潮が0.8ノット前後で南に流れている。

潮色も、菜っ葉色ではなく、青みがあって期待が持てそうな色をしている。


船首で、大きなアタリが来た。

金丸さんから「真鯛がダブルです」と、大きな声がした。

直ぐに、タモを持って船首に急ぐ。

良型の真鯛が、海面に姿見せていた。




大きい方は、2キロクラスの真鯛。

「嬉しいですね。良いですね」

仲間達も、祝福しながらも、羨ましそう。


鬼塚さんに、アタリが来た。

「バタバタ暴れますね」

竿先が、バタバタと叩かれるアタリ。

「イサキです」




良型の、イサキが姿を見せた。

今が旬の、ノッコミイサキ。

白子が出てきている。



幸屋さんに、突然、強いアタリが来た。

竿先を叩く、真鯛のアタリだ。

「ドラグ調整はしてあります」と、金丸さんの声。

「大丈夫かな…。切れないかな…」

幸屋さんは、やり取りしながらも不安気な表情。


真鯛が姿を見せた。





手にしたのは、68センチの見事な真鯛。

「ビギナーズラックだね」と、皆さんから祝福を受ける。

「ドキドキしました」と、心配していた船酔いは吹き飛んだ様子。


上り調子になっていたのだが、ここに来て、雨が降り出した。

風も、少しずつ強まる気配。

南よりの風が、吹き始めてきた。

昼前からの雨が、予報通りに降りだした。

「海がバタバタ成る前に、引き上げます」

皆さんに了解を求めて、港に帰った。




船着き場に帰って、午後便に向けて待機する。

「雨が収まるのが、3時頃からみたい」

「兎に角、出てみようか」

「今なら、風もそんなに強くないかな」

東原さん、関屋さんと、夕間詰めを狙って船を出す。

雨も、シトシトと言った感じで、強い降りではない。


ポイントに入ると、西の空が明るくなり始めた。

「もうすぐ、止むかな」

雨が、止む気配になってきた。


東原さんに、直ぐにアタリが来た。





良型の真鰺が、続けてヒット。


関屋さんにも、アタリが来ている。





ニベに、ホウボウに、イサキと色々な釣果。


雨が上がり、南よりの風も治まってきた。


ここから、イサキ、真鰺のアタリが連発する。






同時ヒットに、3枚同時ヒット。


船上は、大賑わいになった。

潮も、上り潮に変わって、渦巻くような感じの処も出始めた。

アタリが、其処に集中し出した。



キジハタも、ヒットしてきた。

午後5時からの1時間、まさに、連発。




血抜きをしていた、釣果の一部。


太陽が、西の山に沈みだした。

「引き上げましょうか」

船を走らせて、船着き場に急いだ。