釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

9月11日 思わぬハプニング

2019年09月12日 | 日記


午前中は、無風ベタ凪の海だった。

「ぬきー、涼しく感じる風が吹いて欲しい」と、思いたくなるくらいだ。



昼前からは、一転して時化気味の海。

いつもの定時の10時頃から、南東の風がそよそよと吹き始め、昼頃には波が立ち始めた。




原さんの今日の釣りは、真鯛からスタート。

仕掛けを入れて、ホール中にヒットしてきた。



食べ頃サイズの、良い真鯛だ。

真鯛のスタートに、原さんも笑顔が出る。

次の移動先を何処にするか、二人で話しながら水島方面に行くことにした。


ポイントに入り、魚探でベイトの様子を見る。

「居ませんね」

「何処かに居ないかな」

自分の感を信じて、瀬周りを探す。

「居ました。良い感じのベイト反応です」

原さんが、仕掛けを入れていく。

アタリは、直ぐに来た。





2キロクラスのニベと、40センチ超の真鰺が連続ヒット。

「真鰺も此くらいあると、嬉しいですね」

取り敢えず、生け簀に入れて生かしておく。

丸まるとした、鯖もヒットしてきた。

「鯖は、生き餌に使いましょう」と、これも生け簀に入れる。


次のポイントに移動する。

次のポイントと言っても、沈み瀬ではなく、ベイト反応のあるところ。

原さんに、強いアタリが来た。

 

良い感じの引きを楽しみながら、巻き上げていく。

「大きなタモを用意しました」

「多分、いつもので大丈夫だと思います」



上がってきたのは、5キロクラスのニベだった。

「今日は、ニベ祭りかな」

と、笑顔が楽しそう。


このころは、脳竿間際のハプニングは、想像していない。

アラの出そうなところを、周りながら大物仕掛けで攻めていく。

しかし、南東の風が徐々に強くなり、時折、船が大きく揺れる。

「帰りましょうか」

と、船のエンジンを掛けようとした。

キュルキュル…、エンジンが掛からない。

原さんが、バッテリーを見て「緑ランプが黒に変わっています」と、言われた。

「えっ、そんな…さっきまで走っていたじゃない…」

夏の暑さによる、バッテリー上がりかな…。

とんだハブニンク発生だ。

大磯先輩や、仲間達に連絡して、助けに来ていただいた。

「バッテリーを繋ごうか」

バッテリーケーブルで、繋ぐと直ぐにエンジンスタート。

「おおっ、良かった。ホッとした」

思わぬハプニングに慌てた自分も、エンジンが掛かってホッとした。

「バッテリーを新しく買い換えます」

考えたら、船を買って6年間、一度もバッテリーを取り替えていない。

港に帰って、原さんと一緒にバッテリーを買いに行った。


10月4日に、ドックにあげる時に見てみようと、思っていた自分が甘かったようだ。

バッテリー取り替えも、原さんが手伝っていただいた。

原さん、ありがとうございました。

困ったときに、直ぐに助けに来て頂いた、大磯先輩ありがとうございました。

心配して、船を出して様子を見に来て頂いた倉爪先輩、汐元さん、ありがとうございました。

船の手入れは、もっとこまめにしよう。