釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月20日 良型揃いの鰺

2016年08月21日 | 日記
「今日は、午前中の早い時間から、波が出るかもしれません」

台風10号が宮崎方向に向かっているとの予報なので、気を付けたいと思っている。

「朝の内なら、まだ大丈夫でしょう」

と、水深60メートルのポイントに入る。

魚探でベイトを確認すると、10メートルくらいの幅で映し出されている。

「これは、鰺だと思います。イサキだったら尚良いですね」

直ぐにジグを落としてみる。

すると、矢越さんにアタリが来て、塩田さんにもアタリが来た。



良い出足のヒットだ。

上がってきたのは、優に40センチは有りそうな鰺だ。



ここから、鰺の連続ヒットが始まる。



良型の鰺が、次々とヒットしてくる。

「これだけ型の良い鰺なら、面白いですね」

塩田さんには、良型のイサキもヒットしてきた。



「イサキが嬉しいですね」

波が出始める前に、イサキが釣りたいと話をされていただけに、笑顔がはじける。

型揃いの鰺が連発してくるのだが、やはり本命は真鯛。

「ポイントを移動しましょうか」

北東の風が少しずつ吹き始めているだけに、少々気が焦る。

次のポイントも出足は鰺がヒットしてきたが、型が落ちてきた。

「生き餌に丁度良いくらいですね」

そんな話をしていたら、塩田さんに強いアタリが来た。

竿先が小刻みに震え、走りも速い。

上がってきたのは、2キロクラスのハガツオ。



「やった。ハガツオが来た」

と、笑顔が輝く。

鰺のアタリが続く中で、矢越さんに違うアタリが来た。

上がってきたのは、ウッカリカサゴだった。



午前10時頃になって、北東の風が強く吹き始め、白波も立ち始めた。

波の影響で船の揺れも、段々と大きくなってきた。

「場所を移動しましょうか」

北東の風が強まると同時に下潮の流れも速くなって、底取りも段々と厳しくなってきた。

水深50メートルのポイントへと移動する。

最近、鯛のアタリが出始めているポイント。

潮は下り潮に変わり初めて、ゆっくりと南に流されていく。

塩田さんと矢越さんに、鯛と思われるアタリが来るが、なかなかヒットしない。

「鯛ラバに、じゃれついている感じです」

竿先は押さえるのだが、下潮の活性が良くないのか針掛かりがイマイチだ。

その内、波と風が強まってきた。

「今日は帰りましょうか」

大きく時化る前に帰港した。