こんにちは、ケアホーム偕楽園の看護師です
ここ数年脳の病気等で飲み込む機能が障害され、食べ物や唾液が気管や肺に侵入し、肺炎を起こしたり、
低栄養となり入退院を繰り返す高齢者が増えています。
それらを解消するために様々な対策が講じられていますが、その一つが胃瘻造設による経管栄養が普及しています。
対象としては・・
①脳の障害・認知症などにより自分で食べる意欲が障害された方
②神経疾患等により飲み込む機能が障害された方
③食道や胃の病気により口から食べる機能が障害された方
④鼻から管を入れても経管栄養をされている方で誤嚥してしまう方
⑤口から食べても誤嚥してしまう方
です。
当施設でも経管栄養が必要な方が入居されていますが、経管栄養開始前には誤嚥を防ぐために
口腔ケアを行い、必要な方には吸引を行い、頭部を挙げて自然滴下にて1日3回、1時間かけて注入しています。
主治医の指示によって、カロリーは個人によって異なり、看護師が管理を行っています。
新型コロナウイルス感染症が終息していない現在、毎日ご不安に感じられている方も少なくないと思われます。
特に高齢者の方におかれましては感染予防を心掛けながら健康を維持していくことを看護師として、常に念頭に置き
毎日の業務を行っています。