Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

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モリッシー自伝『Autobiography』 読みどころ紹介 パート1

2013-11-07 14:13:19 | Morrissey Books

10月17日に発売以来、世界中で話題のモリッシーの自伝”Autobiography”。

発売初週で3万5千部の売上を記録、3万2千部だったベストセラー

『ブリジッド・ジョーンズの日記』シリーズの新作を押さえて売上1位になりました!

 

もう、モリッシーファンの皆さんは手にしたことと思いますが、

これがまた…読みにくいですね。英語ネイティブの方々も苦戦してる

のに、日本人にとっては大変な読みにくさですよ。

はやい話が「オチなし」。まあ、ひとりのひとのまだ継続している

(しかもてんこモリ)人生なので、オチがある方がおかしいし、

フィクションではなくリアルストーリーだし・・・

絶賛の声とディスりの声と様々で、まあそれだけ話題になるというの

はむしろ「それこそモリッシー伝!!」と思いますけどね。

 

それにしてもチャプターがないのが本当につらい。。。

いろいろな書評やらサイトで「引用」もまとめられていますが、

かいなってぃーなりに「ヨミドコロ」ご紹介をまとめてみました!

(※「トミドコロ」ではないのでご安心ください…)

 

ネタバレにもなってしまいますので、「読んでんだよ邪魔すんな!」

という方はこっから下は見ないでね!

 

つまみ食い読みのお供などにお役だてください・・・

たぶん1 回ではできないので、何回かに分けてシリーズ化します。

あ、その前に。

Newsweek日本版11月5日号

にもこのように掲載されたのです。

 

掲載後すぐ、この画像を送ってくださったE社M尾様、ありがとうございます!

 

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<かいなってぃー選:モリッシー自伝読みどころ> 

 

1 頭がデカすぎたモリッシー。その出産で母親は死にそうになった。

しかも、赤ちゃんモリッシーには嚥下機能障害があり入院、両親は

ちゃんと生きられないかも、と警告を受けた。

やっと退院したものの、弟の誕生で赤ちゃんがえりしたのか?

嫉妬した2つ上の姉ジャッキーにも4回も殺されそうになった…

 

"Naturally my birth almost kills my mother, for my head is too big,

but soon it is I, and not my mother, on the critical list at Salford's

Pendlebury Hospital ... Once I am discharged from hospital,

my sister Jackie, older by two years, is interrupted four times

as she attempts to kill me, whether this be rivalry or visionary no one knows."

 

2 14歳の時に、カフカ的に不条理で絶望の悪夢まみれだった母校

ストレットフォード・グラマースクールの教師に、手をなでなでセクハラを受ける。

「じっと目を見つめられ、不必要なほどゆっくりで性的な愛撫のその意味が、

14歳の私にはわかった」…。

 

"At 14, I understand the meaning of the unnecessarily slow

and sensual strokes, with eyes fixed to mine,"

 

3 よそよそしくてお行儀よく笑わず頭にエクステwをつけていたからか、

カソリック司祭に目をつけられていたモリッシー。

「人生で何が好きか?」とその意地悪司祭に聞かれ「モット・ザ・フープル」と正直に答えた。

 

"'And what do YOU like in life?' [the priest] asks me, ready to play

the patronizing game at my expense in order to raise a giggle from

the rest of the class, thus rendering him popular for a few perverse minutes.

'Mott The Hoople,' I answer truthfully."

 

「普通はみんな男子は女子が好きなのに君はモット・ザ・フープルか~!」と司祭は大笑いして、

「クラスの笑いもの」にしようとしたのに級友たちは笑わなかった。そのために司祭は

モリッシーを憎しみをこめて見つめたそうです。ハンパじゃなく怖い…

 

4 学校の400メートル走代表になったモリッシー。頑張って4等だったのに

ゴールに立っていた父親に「お前、負けたよ」と言われて

「わかっとるわい!」とムッとした.


"Two years on, at Stretford Stadium I represent the school

in the 400 meters dash (of sorts), legs muddled, face wet with rain,

I clamber in at fourth place. My father is standing by the finishing-line.

As I approach him he says 'You didn't win,' and he looks away,

and life decomposes in a bucket.

Perhaps I didn't win but it didn't help anyone to point it out."

 

でもメダルももらっているんですけどね…足が速いとは聞いていましたが、

まさにアラン・シリトー「長距離ランナーの孤独」の世界。

 

"By accident I am enlisted to represent the school in track events

for the 100 metres and the 400 metres for which, unthinkably,

I receive schoolboy medals"

 

5 ブライアン・フェリーの好物がフォア・グラに次いで野蛮な動物虐待の

賜物だと思う「仔牛肉」と知って、ロキシー・ミュージックへの愛がすぐに冷めた…


"Roxy Music will drop quickly from the emotional radar soon,

as singer Bryan Ferry announces that his favourite food is veal

 — second only to foie gras in savage cruelty."

 

昔から価値判断軸がまったくぶれていないモリッシー…

マーがスミス解散後フェリーとやった時もイヤそうでしたもんね…

モリッシーのフォア・グラ嫌いについてはこちらもどうぞ!

 

6 古い同郷友達ア・サーテン・レイシオのサイモン・トッピングが

NMEの表紙になった時、残念すぎて千回も悲嘆死して

森の中に横たわって死のう思った。

 

"When my old friend Simon Topping [the frontman of

Manchester band A Certain Ratio] appeared on the cover

of the NME, I died a thousand deaths of sorrow and l

ay down in the woods to die."

 

この号ですかね…1980年9月のNME↓ 

こ、これはまさに

この曲を発表したのは1992年ですから、10年以上も

ずっとその時の「悲嘆死千回」体験は心で燻っていたのかしら。。。

おそろしの森ッシー…

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…最初から「モリッシー浪速節」みたいなこの457ページの自伝に

つきあってると疲れてしまう(寝てしまう…)と思うので、

ちょこちょこと興味深い、おもしろいエピソードを探し・拾い読みするのも

ひとつの読み方かと…

 

最初なので、ランダムに「読みどころ」を挙げてみましたが

続きをまた書きます、&これは「モリッシーのすごい人生の

玉手箱や~!」と思うので、他の紹介切り口も考えてみますね。。。