編み物をする時に困ったりすることがあります。
スタイルブックを買い、何か編もうと決めて掲載されている材料や道具を揃え、
いざゲージをとると製図に計算されているゲージと同じにならなくて
どうしたらいいかわからなくなったりしてあきらめたりする人がいます。
同じ毛糸で同じ編み棒で編んでもその人の癖があり、
編み目が縦長になる人、横長になる人、様々です。
指にかけた糸を少し緩めたりきつくしたりして調節もできるのですが、
なかなか直せるものではありません。
最初は気をつけているので大丈夫ですが、まただんだん元に戻ってしまいます。
そういう時は、
指定されている横の目数が合うように棒針の太さを変えてみるといいと思います。
そしたら、まず横の目数だけ合わせて後身頃を指定の寸法の目数だけ編みます。
その時点で10㎝に何段あるか数えます。
後は、目数はサンプルと同じですから本と同じように、
段数は、たとえば自分のゲージで10㎝に20段あったとしたら、
1㎝に対して2段です。
これで計算します。
長さが5㎝のところは 5×2=10 で10段となります。
1㎝だったら 1×2=2 で2段になります。
1.5㎝だったら 1.5×2=3 で3段です。
小数点以下の数字が出たら、それぞれを計算しておき、全体の長さの計算もします。
最終的に全体の数字になるように、
これで前身ごろや袖なども縦の寸法を計算しなおします。
それぞれの長さを部位に合わせて切り上げたり、切り捨てたりします。
ちょっと長くなりましたが、あきらめかけていた方はぜひやってみてください。
大昔、アパレルのニットを編んでた時、色々勉強させてもらいました。
本には書いてない事です。
実際に商品として高いお値段で買っていただく商品なので、
納品検査もかなり厳しかったです。