昨日、子供を寝かせつけた後、何気なくテレビを見ていたら、死刑についての特集の番組が放送されていた。
千葉元法務大臣の苦悩というか、葛藤?を軸に、様々な経緯で死刑と向き合い、執行のサインをした大臣、拒否し続けた大臣(おひとりですが)が、何人か出た来られた。
前々?大臣の千葉さんは死刑には反対の姿勢をとられていたんですね。
そんなことも知らなかったのですが、刑場とかを公開していったのは、死刑について、どう行われていっているのかを知ってもらったうえで、世論を動かしたかったんでしょうね・・・
これが、ただ、刑務官や法務大臣の負担軽減では無意味ですが、簡単に死刑に賛同していく世論に一石を投じたのは間違いないと思う。
拒否し続けた杉浦さん?はサインを拒むだけではいけなかったと仰っていました・・・
何も変わらなかったし、変えれなかったと・・・
他の方も、一様に重たい口調、険しい表情というか・・・そんな感じでした。
サインした人もしなかった人も相当しんどかったんだろうなと・・・
サインした大臣は、執行を見届けるから、より重いものを自身のサインとともに背負っているんだろうか?とも思いましたが、みんな見届けるわけじゃないんですね。
ていうか、サインだけなんかな?普通は・・・
サインするんなら、見届けて責任持てよって思います。
テレビには出てきませんでしたが、ノーテンキな元大臣もいましたね・・・あれは例外かな?
まあ、当然と言えば当然なのでしょうが・・・問われないようでは困ります。
いまは、世論におされて死刑を執行しなと、大臣に批判が集まるし(ネット上なんかだと凄いですね)、マスコミも煽るから、そういう意味でも政治家としては厳しい選択に迫られるし、大臣としての責務云々ということで、気が進まなくても職務・・・ということで正当化していくのでしょうから、大臣も楽じゃないですね。
死刑執行のニュースの度に、軽々しくサインしてんじゃねえって思ったりもしてましたが、浅はかでしたね。
けど、ホントに楽に務めてもらったら困ります。
しかし、番組の中でも触れていましたが、死刑執行に賛成の世論は85パーセントだそうです。
僕は異常に多いと思います。
この中には、やむを得ない・・・というものも含まれるそうですが、みんなと一緒が良い・・・一緒じゃないと不安・・・という国民性も持つ日本人は、こういう数字を見ると流されてしまわないやろうか?
死刑に賛成って感覚を持たないとヤバいんちゃうやろかって・・・
けど、そうこうして、この20年で20パーセント上がったみたいです。
けど、その20年の間って死刑の議論も、情報の公開も何もなかったですよね?
凶悪な犯罪だけは増えたかもしれない・・・
けど、この数字・・・俺にはにわかに信じがたいんです・・・
日本の宗教者って何割くらいなんやろ?
みんなで頑張っても15パーセントの人にしか声が届いてないのかな?
そう考えると、これはこれでえらいこっちゃって思う。
番組の中で、刑を執行された死刑囚が、執行直前?に大臣?に宛てた手紙?が紹介されていました。
死んで償えということは、反省しなくても良いって言うことでしょ?
反省するってことは、この先失敗しないように反省しろってことだから、この先、死ねってことは、繰り返すなってことでもないから、自分へも、被害者の遺族へも、自分の家族へも謝罪するのをやめる。
だって、やられたら、やり返していいのなら、俺たちの世界のルールと変わらないじゃないか・・・
そういう内容の手紙だったと思う。
俺らのルールと同じじゃないかって・・・その通りだと思った。
死刑って言うのは、お前に代わって国が代わりに仇を討ってやる・・・
そういうことだなと改めて思わされた。
死刑はやっぱり刑罰じゃないと。
前の日のドラマを思い出した。
きちんと見ていなくて、終わりがけだけ見たんですが、藤原竜也主演の時代劇ものでした。
その中のセリフに
仇討を重ねようとしている主人公に
命を奪ったものは、その重みを一生背負って生きていかなければならない、さらに人を殺めることも、裁かれて死んでいくことも許されない・・・そんな感じのセリフがありました。
やられたらやりかえす・・・・それが何の解決にもならないことを僕らは真剣に考えていかなければならないんではないだろうか。
死刑制度・・・マジで考えていくべきです。
死刑囚が税金で食って生きながらえてるっていう考えもあるようですが、明らかに視点が違うしね。それは。
千葉元法務大臣の苦悩というか、葛藤?を軸に、様々な経緯で死刑と向き合い、執行のサインをした大臣、拒否し続けた大臣(おひとりですが)が、何人か出た来られた。
前々?大臣の千葉さんは死刑には反対の姿勢をとられていたんですね。
そんなことも知らなかったのですが、刑場とかを公開していったのは、死刑について、どう行われていっているのかを知ってもらったうえで、世論を動かしたかったんでしょうね・・・
これが、ただ、刑務官や法務大臣の負担軽減では無意味ですが、簡単に死刑に賛同していく世論に一石を投じたのは間違いないと思う。
拒否し続けた杉浦さん?はサインを拒むだけではいけなかったと仰っていました・・・
何も変わらなかったし、変えれなかったと・・・
他の方も、一様に重たい口調、険しい表情というか・・・そんな感じでした。
サインした人もしなかった人も相当しんどかったんだろうなと・・・
サインした大臣は、執行を見届けるから、より重いものを自身のサインとともに背負っているんだろうか?とも思いましたが、みんな見届けるわけじゃないんですね。
ていうか、サインだけなんかな?普通は・・・
サインするんなら、見届けて責任持てよって思います。
テレビには出てきませんでしたが、ノーテンキな元大臣もいましたね・・・あれは例外かな?
まあ、当然と言えば当然なのでしょうが・・・問われないようでは困ります。
いまは、世論におされて死刑を執行しなと、大臣に批判が集まるし(ネット上なんかだと凄いですね)、マスコミも煽るから、そういう意味でも政治家としては厳しい選択に迫られるし、大臣としての責務云々ということで、気が進まなくても職務・・・ということで正当化していくのでしょうから、大臣も楽じゃないですね。
死刑執行のニュースの度に、軽々しくサインしてんじゃねえって思ったりもしてましたが、浅はかでしたね。
けど、ホントに楽に務めてもらったら困ります。
しかし、番組の中でも触れていましたが、死刑執行に賛成の世論は85パーセントだそうです。
僕は異常に多いと思います。
この中には、やむを得ない・・・というものも含まれるそうですが、みんなと一緒が良い・・・一緒じゃないと不安・・・という国民性も持つ日本人は、こういう数字を見ると流されてしまわないやろうか?
死刑に賛成って感覚を持たないとヤバいんちゃうやろかって・・・
けど、そうこうして、この20年で20パーセント上がったみたいです。
けど、その20年の間って死刑の議論も、情報の公開も何もなかったですよね?
凶悪な犯罪だけは増えたかもしれない・・・
けど、この数字・・・俺にはにわかに信じがたいんです・・・
日本の宗教者って何割くらいなんやろ?
みんなで頑張っても15パーセントの人にしか声が届いてないのかな?
そう考えると、これはこれでえらいこっちゃって思う。
番組の中で、刑を執行された死刑囚が、執行直前?に大臣?に宛てた手紙?が紹介されていました。
死んで償えということは、反省しなくても良いって言うことでしょ?
反省するってことは、この先失敗しないように反省しろってことだから、この先、死ねってことは、繰り返すなってことでもないから、自分へも、被害者の遺族へも、自分の家族へも謝罪するのをやめる。
だって、やられたら、やり返していいのなら、俺たちの世界のルールと変わらないじゃないか・・・
そういう内容の手紙だったと思う。
俺らのルールと同じじゃないかって・・・その通りだと思った。
死刑って言うのは、お前に代わって国が代わりに仇を討ってやる・・・
そういうことだなと改めて思わされた。
死刑はやっぱり刑罰じゃないと。
前の日のドラマを思い出した。
きちんと見ていなくて、終わりがけだけ見たんですが、藤原竜也主演の時代劇ものでした。
その中のセリフに
仇討を重ねようとしている主人公に
命を奪ったものは、その重みを一生背負って生きていかなければならない、さらに人を殺めることも、裁かれて死んでいくことも許されない・・・そんな感じのセリフがありました。
やられたらやりかえす・・・・それが何の解決にもならないことを僕らは真剣に考えていかなければならないんではないだろうか。
死刑制度・・・マジで考えていくべきです。
死刑囚が税金で食って生きながらえてるっていう考えもあるようですが、明らかに視点が違うしね。それは。
コメントありがとうございます。
追記しなくてはと思いつつ・・・すみません。
今更ですが・・・
特に何かが起こった・・・などと言うことはありませんが、たまたまテレビを見ていて書きたくなった・・・ってところです。
正面から考えているかと言われると、真正面ではないかも・・・
常日頃、四六時中というわけではないですからね・・・
ただ、意識はしてるつもりです。
先日も、熊本の事件の時、犯人にやるせなさと憤りを覚えつつ、ここまで報道される必要があるのか?こういう報道やそれを見る視聴者の興味が死刑やむなしという世論を作るのではないか?とか、考えました。
犯人は許し難い、けど、死では償えない。
それだけは確かだと思うのですが・・・。