みずほ銀を元米行員が提訴、日本人以外の従業員差別-14億円損賠請求
みずほ銀行の元バイスプレジデント(2021年に解雇されたそうです)が、同行に対する訴訟をニューヨーク州地裁に起こしたという記事。日本人でないことで差別を受けたとのことです。
「原告はデービッド・クルタニーゼ氏で、8日に提出された訴状によると、訴訟の対象は同行と同氏のマネジャー3人。クルタニーゼ氏はみずほに入行する前にモルガン・スタンレーやゴールドマン・サックス・グループ、クレディ・スイスなどに勤務し、優れたパフォーマンスや経歴があったにもかかわらず、みずほでは昇進を認められず、日本人従業員とは異なる扱いを受けたと主張している。
同氏は少なくとも1000万ドル(約14億3000万円)の損害賠償を求めている。」
「クルタニーゼ氏は2017年にみずほのファイナンス・チェンジ・グループに入行。同氏によると、グループの責任者は大半の時間を日本人従業員に費やし、日本人以外の従業員を受け入れることはめったになかった。同氏は別のマネジャーについて、日本人従業員に対しては非常に丁重かつ親切だったが、日本人以外にはあからさまに失礼な態度で冷たく接したと説明した。」
「マネジャーから「より日本人的な従業員になるための講習を受講すべきだと伝えられた」としている。」
これが本当だとしたら、このマネジャー(日本人?)の方を、海外に送り出す前に、講習を受けさせるべきだったのでしょう。
銀行だけでなく、従業員も訴えられているというのが、おもしろい。