富士通に異例の行政指導 サイバー対策不備、1700社の情報流出か
総務省が、富士通とその子会社を行政指導したという記事。
サイバー攻撃対策が不備とのことです。
「同社の法人向けのインターネット回線サービスがサイバー攻撃を受け、約1700の企業や政府機関の情報が流出した可能性があるという。」
「同日(6月30日)付の文書で、同社と富士通クラウドテクノロジーズを指導した。同法では通信事業者に対し、利用者の「通信の秘密」を守るよう定めているが、これに違反したと判断した。」
被害にあった可能性がある企業として、京セラ、東京海上日動火災保険、積水ハウスなどの名前が挙がっています。
マイナカード騒動の余波でしょうか。
富士通株式会社に対する通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保に係る措置(指導)(総務省)
「富士通株式会社からの報告により、同社が提供する企業向けネットワークサービス「FENICS」において、ネットワーク機器に対して外部から不正侵入を受け、令和4年3月から同年11月までの間に、複数回にわたって、同サービスを利用して通信を行った顧客の通信情報が外部に流出した事案が発覚しました。」
当社に対する総務省様からの指導について(富士通)
総務省「様」というのは気持ち悪い。