カネボウが2000年3月期から2004年3月期までの訂正報告書を財務局に提出したという記事。
記事によれば、監査人である中央青山は連結決算すべてと04年3月期以外の個別決算について「意見差し控え」または「意見不表明」としています。
意見差し控えにした理由について監査報告書では、以下のように書いています(EDINETより)。
監査は内部統制の存在を前提とし試査を基礎として実施されるが、当連結会計年度において内部統制の有効性が阻害されている状況があり、このような状況においては内部統制に依拠した試査に基づく監査は実施し得ない。また、本訂正報告書において新たに連結対象とされた重要な連結子会社に対して、適時に実査・立会・確認等の重要な監査手続は実施し得ない状況にある。
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