民間有志で構成される第三者委員会報告書格付け委員会が、第2回優れた第三者委員会報告書の選考結果を公表しました。
昨年公表された第三者委員会による調査報告書から5件の候補作が選ばれ、その中から、(会社にとっては名誉なことではないかもしれませんが)
株式会社テクノメディカの設置した第三者委員会による「調査報告書」(公表日:平成 28 年 6 月 23 日)
が、優れた第三者委員会報告書として決定されています。
「経営トップである会長や経営幹部が主導的に関与した架空取引などの不正行為に対して、会社側の十分な協力が得られないまま詳細な事実関係を解明した」点などが高く評価されています。
(一般論として、第三者委員会はそれなりの役割を果たしていると思いますが、東芝の巨額工事損失引当金問題のように、会社が不正会計を全面否定し、第三者を入れて調べること自体を避けている場合は、別の手段を取らないといけないでしょう。)
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