会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

仮想通貨換金の無登録業者、所得隠し2億円 東京国税局指摘(産経より)

仮想通貨換金の無登録業者、所得隠し2億円 東京国税局指摘

「FORBES」という無登録で仮想通貨の換金を代行していた会社が、税務調査で約2億円の所得隠しを指摘されていたという記事。

「関係者によると、フォーブスは仮想通貨「ビットコイン」が急騰していた29年8月に設立された。同社は、個人が相対取引で入手した仮想通貨を複数の仲介ブローカー経由で受け取り、正規の交換業者の口座で換金。同社と仲介ブローカーは、換金額の一部を手数料として受け取って分配していたが、同社は収入として一部しか申告していなかったという。

同社は金融庁の登録を受けた仮想通貨の交換業者ではなかったが、30年5月期の売上高は約6億円。大半は無登録で仮想通貨の換金を代行した手数料収入だったとみられている。」

1期目で摘発されたわけですが、最初から狙われていたようです。

「仮想通貨をめぐる取引に注視していた国税局は、30年9月から同社の税務調査を開始。実態把握を進め、経理ミスなども含めた約2億5千万円の申告漏れを指摘したという。このうち約2億円を仮装・隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しと認定し、法人税の追徴税額は重加算税を含めて約1億円とみられる。」
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