瀬戸信用金庫の女性職員が現金1億2400万円を着服していたという記事。ATMから現金を抜き出すという原始的な手口です。
「同信金では内規で、管理職がATMの鍵を管理し、ATMの開閉や出入金は管理職と出納係の2人で行うよう定めている。しかし同支店では、管理職が立ち会わず、職員1人に出入金や鍵の管理を任せていたことがあったという。
今月9日、集金係の職員が、集計用金庫の現金が不足していることに気づき、同支店内の金庫やATMを調査。ATM2台で現金が不足していることが発覚した。社内調査で、出納係の職員が現金を着服したことを認めた。職員は発覚を防ぐため、ATMの出入金記録を改ざんしていたという。」
最低限の内部統制が整備・運用されていないと、従業員から犯罪者を出すことになってしまいます。
内部管理態勢の充実・強化に関する業務改善命令について(PDFファイル)
この事件のプレスリリースではなく、前回の不祥事に関連するものです。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事