シェルティ@カイくんの話。Fortune。

カイくんが天国へ行ってしまったのでブログ続ける意味あまりないんだけど。シェルティ率ほぼ0%ブログ。

謎だらけの男、現る。

2005-06-30 | 出会い~お迎え編
2005年の最初の月、1頭のオスのブルーマール・シェルティが警察に保護されました。
シェルティは、それまで一緒に住んでいた家族が お迎えに来てくれるのを待っていました。
お行儀良く…かどうかは定かではありませんが、ずっと待っていました。

とうとう、警察での保護期限の最後の日が来てしまいました。



         けれども 家族は お迎えに 来てはくれませんでした



通常だと、彼はこの後 保健所へ連れて行かれ、3日と経たないうちに処分される運命にありました。(※)

ところが、彼はひとつだけ運が良かったのです。
不幸な運命から 少しでも小さな命を救おうとする、心優しいボランティアさんに出会ったのです。

こうして、どこから来たのか、名前も誕生日も歳も判らないシェルティは、ボランティアさんの元で新しい家族を待つことになりました。

「カイくん」という、新しい名前をもらって。



(※)子犬の場合は、里親さんが見つかる可能性が比較的大きいので もう少し期間が長いようですが、
   成犬の場合は いくら性格が良い子でも 美人さんでも バッチリしつけられた優秀な子でも 
   平均3日程度だそうです。
   また、離乳していない小さすぎる子は、保健所に持ち込まれた即日というパターンが多いそうです。