怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

おしまいよぉ

2006年10月21日 | Weblog
<10月20日(金)>

そうか。それを言っちゃあおしまいかぁ。なるほどなぁ。
なら、金曜日の日記はこれでおしまいにしよう。オヨヨな話があったけど書くのはやめよう。あとは想像に任せる。たまにはいいよな?なあ、署長よ。ムフフフ…。


※ターザン山本!さんから届いた最新のポストカード(写真)。

ふたりだけが知っているふたりだけの時間

2006年10月20日 | Weblog
<10月19日(木)>

あれから何時間が過ぎ去ったのか?正確にはわからない。ただ、日付は19日に変わっている。それは間違いない。
どちらにしても、かなりこの状況が続いている。布団に入ったのは0時を回って間もない頃のはず。なのに、意識だけはハッキリしているのだ。一向に寝付けない。部屋の電気は消えている。窓も閉めてある。けれど、時折外の音が漏れてくる。道を歩く人の話し声もかすかに聞こえる。
ところで今何時なんだ?すぐ近くに時計はある。けど見えない。体を起こしそれを確認する気にはなれない。ひたすら横になったまま目を閉じる。完全に音が消えることはない。休むことなく〝何か〟が聴こえていた。小さく。小さく…。

静寂を破ったのは、それからしばらくしてのだった。ケータイの音。メールだ。メロディーで誰なのかはすぐに判別できた。お蝶からだった。彼女のものとわかれば、重い体は自然と起き上がる。単純である。2:16の着信。
フムフム。それを読む。すぐさま返信する。20分ほど経ってから再び返事が届く。
ホニャラホニャラ。おやすみ。
目覚めは7時ちょっと前。短い時間だが、いつの間にか眠ったようだ。
夢を見たらしい。カラー映像。なぜか舞台は怪人クンのおばあちゃんの家の近く。とある道路。そこにお蝶が立っていた。怪人クンと待ち合わせ?してないよねぇ。どうしてここにいるの?怪人クンは彼女と向かい合っている。でもセリフは一切ない。不思議な夢だった。
必要以上は求めちゃいけない。でも、できることならプライベートで会ってみたいという願望がこの夢を見させたのか?

日中は蒸し暑かった。シャツの下はかなり汗ばんでいた。
18;30、急遽決まったデート。相手はもちろんお蝶だ。いつもの場所で待ち合わせた。街はすいていた。人気(ひとけ)がほとんどない。給料日前ということが影響しているのか?ケータイが鳴った。彼女から電話が来る。
『もう着いちゃった?』
「着いちゃった」。
『道が混んでるみたいなの。ちょっと遅れちゃうけどごめんね。待ってて』。
こういう時、お蝶は必ず連絡をくれる。当たり前のことができるって、やっぱり当たり前なんだけど大事だよね。
待つ間、そのへんをぷらぷら見て回る。15分ほどして再び電話があった。
『どこにいる?あ、いたいた』。
怪人クンを見つけると彼女はニコッと微笑んだ。おや?今宵のお蝶は一味違うぞ。紺を基調にした大人びた服に身を包み、髪をアップにしていたからだ。それにヘアの色が落ち着いたブラウンに変わっていた。明るさを抑えてある。き、キレイだなぁ。
♪ホワン ホワン ホワンワンワンワン…
思わずドキッ!っとしてしまった。女のコから女性になっていた。
「いいじゃん、すごく」。
「でも、気に入ってないいの」。
「そう?」
「うん」。
並んで歩く。行き先は居酒屋でもバーでもなく東京にも進出しているケーキ屋。かなりの人気店だ。たまにはこういうのもいいかな?と怪人クンが提案。店はお蝶がチョイスした。
怪人クンは男である。ケーキ屋はまずひとりじゃ入らない空間だ。野郎同士でもありえない。それほど混んでないが、店内は女性ばかり。飾りつけも女性が喜びそうな感じ。ガラスケースにはタルトがズラリ。怪人クンはモンブランのタルト。お蝶はイチゴのタルト。窓際の席に向かい合う。ケーキとドリンクでしばし会話を楽しんだ。

時にブログが役に立つ。出会ってからきょうまでの、すべてが記されているからだ。怪人クンとお蝶が会うのは20回にも及ぶのだ。その半分はこうしてデートしている。偶然だね。ケーキでお祝いだ!(笑)
「食べ終わっちゃったねぇ。まだ19時ちょっとすぎかぁ。スタバでも行こうか?」
「そうね。うん行こう」。
通りを抜けそこに着く。
「ここはアタシがおごってあげる」。
そんな彼女の言葉に甘えさせてもらった。
階段を上りソファの席へ。ゆったりしているので、下手すると寝てしまいそうだ。
「怪人クン、きのうからほとんど寝てないんでしょ?大丈夫?」
「それがさぁ、こうして会話してるとバッチリ冴えちゃう、冴えちゃう(笑)。ひとりになったらわかんないけどね」。
ここでもたくさん語り合った。店に入る前にこれだけ話したら、話題がなくなっちゃうんじゃない?ムフフフ…。そんな心配は無用。

20時を少し回った頃、店に着いた。彼女は例によってドレスに着替える。それまではヘルプが怪人クンの相手をするのだ。2人の女性が同時に着く。ひとりは右横に。もうひとりは向かえに。正面のコは姉さん系。横のコはギャル系だ。
「私たちお初なんです」。
訊くと1日体験でこの店に来たという。地元、富士のキャバクラで2人そろって働いていたが、静岡でやってみようとやってきたのだ。
「そうなんだ?あなたたちは名コンビなんだね?」
「そうなんですよ」。
横の彼女が応える。
「どっちのほうがおしゃべりのの?」
「私ですね」。
またまた横の彼女が言った。もう一人の彼女にも話を振ってみる。タバコの話になる。
「私は吸うんですけど、彼女は吸わないんですよ」。
怪人クンの横のコは見た目吸いそうだ。するとギャル系が言う。
「男ウケを考えてるんですよ。吸いそうなのに実は吸わない。意外性を狙って、男ウケを考えてるんですよ」。
へぇ、そういうもんなのかなぁ?
10分ちょっと着いてただろうか?怪人クンの話を聞いて彼女たちが声をそろえた。
「話が面白いですねぇ。なんか楽しかったです、とっても」。
そう?それはよかった。
お蝶が現れ彼女たちは別の席へと移っていった。せっかく会ったんだからお互い楽しまないとね。
お蝶のいでたち。いつものドレスに比べて大人びた感じに見えた。髪がアップなので、それに合わせたのかな?
店の事情で今夜のところは延長ができない。60分はあっという間に時間となった。
帰り際入口の前で、彼女のケータイを使い2ショットを撮った。どんな感じに撮れたのかな?早く見たいなぁ。

会ってる時は何もかも忘れる。同伴がどうの、仕事だからどうの、そんなことはどうでもいいのだ。
ふたりだけが知っているふたりだけの時間。そこには、お蝶と怪人クンにしかわからないものがある。いつもそうだが、ここに書いてあることはほんのさわりでしかない。
何も見ていない人間が、憶測や一般レベル(夜の常識?)であれこれ決めつけるんじゃない!人間対人間の付き合いは文字だけじゃわかりっこないのだ。もっと奥深いもんなんだよ!


※ロボコンへ。そういうことでしたか。理解しました。失礼。
※いつかの夜の街(写真)。


燃える蝶魂!?

2006年10月19日 | Weblog
<10月18日(水)>

実を言うと、新サブタイトルにはもう1つの候補というか考えたものがあったのだ。それはズバリ…『怪人クン☆cafe~〝燃える蝶魂〟(もえるちょうこん)~』。
闘う魂は恋する魂へと形を変えた―――。お蝶への想いを怪人クンらしく素直に表したものである。結局、それだとあまりにもストレートすぎないかなぁ?と思ってやめたのだ。

午後、うたさんから電話がある。10月18日といえば、ターザン山本!さんに〝怪人クン〟と命名されてから満3年が経つ。彼は〝3歳〟を祝うメッセージをくれたのだ。ありがとう。
そんなうたさんは、ブログのサブタイトルを見て2つのものを提案してくれた。
『怪人クンの〝目薬日記〟なんてどう?』
「全然ダメ!」
『じゃあ、これは?〝恋するドンキホーテ日記〟。どう?〝恋するドンキー〟とか?いいと思はない?』
「思わない!」
ハンバーグじゃないの!(笑)それも却下。
『まあ、いいや』。
何があっても、怪人クンのお蝶に対する気持ちは揺るがないよ。
『すごいよなぁ』。
それについては、さすがのうたさんも感心しきっていた。以前のような〝ぷらぷらマン〟はもういないのだ。

19:30、真ん中の体育館。ほぼ1ヵ月ぶりに道着に袖を通した。合気道水曜教室に顔を出しての練習。気持ちのいい汗が流れた。いくつかのグループに分かれて稽古する。怪人クンはちょんまげと手合わせ。後ろ技をやった。相手がこちらの首に手をかけ、外して逆襲する。今回は怪人クンが仕掛ける(襲う)側。彼が自身を守るために投げては極める役だ。いざ倒して腕を極めにかかるが、怪人クンには極まらない。力任せにもう一度。スルスルスル。体をひねって外す。
「この軟体動物め!」
ちょんまげがさらに力を込めるも結果は同じ。ムフフフ…極めろよっ!そんなシーンが繰り返された。もうひとり女性が同じグループに入っていたが、彼女は2人を見て「いいコンビですね」と笑っていた。ちょんまげは間髪入れず彼女に言った。
「こんなのとコンビにしないでください!」
そんなこと言って、お前ホントはうれしいんじゃないの?素直じゃないよなぁ(笑)。

21時ちょっと前まで雑談をする。Dr.トドーとロボコンが〝あの話題〟を振ってきた。同伴はデートか?そうじゃないか?についてだ。
「あれは仕事。デートでもなんでもないよ。店にマージンが流れるんだから。仲介者が介入してるんだから。怪人クンは掌で踊らされてるだけ!」(Dr.トドー)。
「あくまで怪人クンは、おカネを払って〝デートしてもらってるだけ〟ですから。普通のデートにそんなことはありません!(僕らの考えには)夢がない?僕たちは(怪人クンと違って)現実を生きてるんですよ」(ロボコン)。
あっそう。どっちでもいいよ、そんなことは。かつては気にした時代もあったけど、とっくに怪人クンの頭から消えてるよ。今さらって感じだよ。
いくら話したところで平行線が続くだろう。これは、どちらの考えや気持ちが正しいとか正しくないとか、いい悪いの問題じゃない。そこにはただ2種類の人間がいるだけだ。
もはやシステム云々は眼中にないという男。心の底から〝それでも楽しめるやつ〟と〝それじゃあ楽しめないやつ〟のどちらかだけ。後者はプライベートで会ってこそデートなり!と言い切る派だ。第三者から見たら、大多数はこっちに賛成するだろうなぁ。
怪人クンだって考える時はある。お蝶とプライベートで会ってみたい、と。それが理想にはある。でも無理には求めない。彼女と会えるならいつなんどき、どこだっていい。いちいちこだわらないというだけのことだ。

どうぞお好きなように。何とでも言ってくれ。笑いたけりゃ笑えばいいよ。おめでたいと言われようが、とにかく楽しくやってるんだからいいじゃん。現実とか事実だけがすべてとは限らないだろ?いつまで経ってもこの問題に関してとやかく言ってくるヤツは、どいつもこいつもくだらねぇなぁ。怪人クンに言わせたら夢がないよ!
以上だ。
さあ~てと、今度はいつお蝶に会いに行こうかな?片想いでもひとりよがりでもかまわない。そこにお蝶がいてくれればいい。恋ってやっぱり楽しいなぁ。
ざまぁみろ~っ!


※真ん中の体育館に向かう途中に撮りました。ライトアップされた某銀行の外観(写真)。


新サブタイトルは…『恋遊歌』

2006年10月18日 | Weblog
<10月17日(火)>

1つ1つの文字は音符。時にやさしく、時には激しく。組み合わさる言葉はサウンド。綴られた日記は楽曲。タイトル付のミュージック…。
楽しまなきゃやってられない。続かない。楽しんでもらえなかったらつまんない。
誰かに恋をし、夜を遊び、歌って踊る。弾ける毎日。いつだって〝ネオン街のホームレス〟はそうしてきた。これからも変わることなくそれをする。今、その真っ只中にいる。あのコが与えてくれたものはとてつもなく大きい。

日記に入る前に…。
〝怪人クン〟が誕生して本日(10月18日)で丸3年を迎えた。早いよなぁ。ブログは今月末で2年になる。更新回数は700回を超えている。
そんなことから、このへんでサブタイトルをマジで変えることにした。新しいサブタイトルは、さきほどの3つの文字をくっつけて…。

『怪人クン☆cafe~恋遊歌~』

〝れんゆうか〟と読む。以前、このブログは『恋遊記』と名が付いていた。似てるけどそれでいいのだ。あの頃はただ記していた。書いていた。現在(いま)は違う。ここに日々を記するんじゃなくて、日々を奏でているのだ。歌ってるのだ。誰に何を言われようと、たぶんもう変更することはないと思う。怪人クンが決めたのだ。

ここからが火曜日の日記だ。
この日も晴れ渡った。雨はしばらく降ってない。気温も高い。
夜はおとなしくウチにいた。21時すぎからテレビを見る。本も少し読んだ。ほかにこれといって何もない。
同伴はデートか?そうじゃないか?これってもしかすると、ネオン街を彷徨い続ける者にとっては永遠のテーマなのかもしれないなぁ。
でも、くだらないよな。そんなことを考えてしまうことがさ。線を引いちゃうことも。

「いいじゃん、デートで」。

以上が怪人クンの答えである。単に同伴を〝仕事の付き合い〟と考えてしまえばそれまでだ。以上も以下もなくなる。しかしだ。仮にも男と女が1対1で会うんだから、デートと思えばそれはデートになる。
いつもそう。怪人クンの考えは実に単純だ。一般的解釈とか、店のシステムとか細かいことはどうでもいい。1回1回、一瞬一瞬、相手と笑い合って、お互いが楽しいと思えるならそれでいい。最高の喜びだ。ホント、どっちだ?なんてどうでもいい話なのだ。
ただ、多くの男たちは〝覚めてるなぁ〟〝割り切ってるなぁ〟〝現実的だなぁ〟と感じたよ。そんなもんなんだね。人それぞれ。そういうことなのだ。
お蝶は「怪人クンと会うと楽しい」と言ってくれる。笑ってくれる。喜んでくれる。だから怪人クンもお蝶の前で目いっぱいしゃべる。〝目薬〟でありたいと思う。
書きたいことや言いたいことはまだまだあるけど…またにする。

〝3歳〟を迎えた怪人クンを、これからもよろしく!


※石巻のTさんお久しぶりです!元気ですかぁ~!?コメントありがとうございます。東京でまたお会いするのを楽しみにしています。
※ある夜の風景(写真)。


怪人クンからの公開挑戦状

2006年10月17日 | Weblog
<10月16日(月)>

このところ暑い日が続いている。昼間用事で外に出ると少しばかり汗ばむ。
日が暮れるのが早いよなぁ。あっという間に時間がすぎていった。
19時ちょっと前、ウチへ帰るとターザン山本!さんからポストカードが届いていた。
≪〝お蝶日記〟ばかりじゃ読者に飽きられるよ…。マンネリは、エンターテイメント最大の悪だよ!≫
う~ん。確かに読み手のことを考えたらそれは正しいのかもしれないなぁ。けど、怪人クンの毎日からお蝶が消えることはないからなぁ。ただ素直に書きたいことを書くか?今よりもっと大衆に届くものを書くか?複雑だ。いろんなテーマを書いてこそ、さらに読み手を楽しませる文章になる。それはわかってる。
いっそのこと〝2nd〟をやめて、この日記のサブタイトルを変えちゃおうかなぁ?たとえば、『怪人クン☆cafe~恋におちた男の話~』にしちゃうとか?(笑)
これならわかりやすいし、毎日お蝶のことを書いたとしてもメインテーマといえば誰にも指摘はされないだろうから。どう思いますみなさん?

21:30、部屋でテレビを見ていたらケータイが鳴った。メールだ。おっ、この音は猪木のテーマ。『GENKi塾』のメンバーからだ。ゆずさんだ!ブログに彼が登場するのはおそらく初めてのこと。たまにこうしてメールをくれる。
この、ゆずさんも面白い男だ。ひょいっとアメリカに行っては、ザ・デストロイヤーとかミル・マスカラスにも会って来ちゃうんだから!趣味はカメラ。往年の名レスラーとのショットを何枚か見せてもらったことがあるが、いやはや脱帽だ。
そんな彼から(29日の昼、食事でもどう?)という誘いを受けた。うん、ぜひ!三重の話も聞きたいからね。短い時間だが、次回の東京で会う約束をした。楽しみにしてるよ!
生徒会長M氏からもメールが届いた。ありがとう!

あっ、しまった!同伴について反論しようと思ってたのに書く時間がなくなってしまった。『煩悩菩薩日記』によると〝名もなき君〟はUさんと言うの?
じゃあ改めまして。〝名もなきUさん〟に告ぐ。うたさん経由ではなくコメント欄に出て来てください。怪人クンがあなたに〝公開挑戦状〟を叩きつけます!同伴はデートか否か?このブログ上でも結構です。じっくり語り合いましょう!負けませんよ。ムフフフ…。


※ダリだこりゃ~!?サルバドール・ダリの自画像(写真)。うたさん提供の1枚。
※『~生誕100年記念~ダリ回顧展』(上野の森美術館)。2007年1月4日(木)まで開催中。
※(怪人クンに似てるよ!)というメールが日曜日にうたさんから届きました。似てますか?

お蝶というリアル

2006年10月16日 | Weblog
<10月15日(日)>

お蝶の余韻、さめやらず…。
いつものことだ。デートの次の日はそれに浸り続ける。
ふと思う時がある。あれは夢の世界の出来事だったの?限られた時間だけお姫さまが舞い降りてきたの?いや違う。お蝶は怪人クンの目の前にいた。横にもいた。笑ってた。幻なんかじゃない。お蝶というリアルがそこにあった。

天気もいい。せっかくの休み。このまま部屋でボケ~ッとしてるのはもったえない。10時を回ったところでスポーツクラブに行って汗を流した。マシンを使って体を鍛える。そんな時もお蝶のことを考える。頭から離れない。自然とそうなってしまうのだ。
浮かんできた映像は、うれしそうに口元へケーキを運ぶ彼女の姿。土曜日のワンシーンだ。時折、怪人クンに視線を向けてはニコッと微笑む。〝100万ドルの笑顔〟という言葉があるが、そんなものじゃ足りないなぁ。もっと遥か上、彼方を行っている。お蝶のスマイルが怪人クンを骨抜きにした。
一度ウチヘ戻り、再び街へ出た。とにかく今すぐしゃべりたい。13:12、〝オヨヨ〟の署長に電話する。お茶でもしようと思ったのだ。
『オヨヨ、オヨヨ。日曜日のこの時間が一番激しくなるだろ?おぬし、余韻がMAXになって、さては心の中で〝あ~~~~!〟を連発してるな?オヨヨ、オヨヨ』。
「ドトール行こうよ」。
『オヨヨ、オヨヨ。そうしたいところだが、あいにく都合がつかないよ』。
残念無念。オヨヨな話だが仕方ない。事務所で日記を書き、ネットを見ては時間をつぶす。ブログのほうは18時前にアップした。

なにもない。静かな夜。テレビをぼんやり見る。チャンネルはTBS。新番組?鉄板焼き?堀北真希?ふ~ん。このコ、よく見ると面白い顔してるよなぁ?
その直後だった。ケータイが鳴る。〝イモ〟軍団専用着メロ。『ルパン三世’80』のテーマ。ジャズサウンドのオシャレな曲だ。ディスプレイに映った名前はこれまた意外な男だった。忘れた頃のDr.トドー。それにしても、珍しい男がかけてきたもんだなぁ。なんだい?どうかしたの?
『忘年会の下見でさぁ、街に出てきたんだよ』。
忘年会?あ、もうそんな時期…。そうか。早いところは11月にやる場合もあるからなぁ。12月なんて、あっという間だもんね。
「それで、どこの忘年会の視察なの?」
『あなたが来ない、合気道日曜教室の下見さ』。
〝怪人クンが来ない〟という部分をわざわざボリュームアップして言わなくてもよろしい!嫌味なやつだなぁ。今誰か一緒?ロボコンが横にいるの?カラオケ採点機で2度も0点を出したという珍男(ちんおとこ)と?さびしいよなぁ。日曜の21時すぎに野郎2人でぷ~らぷらとは(笑)。
『単なる下見だもん。10人も20人もいたらおかしいよ』。
ムフフフ…。確かにね。
それで、怪人クンもその忘年会には参加できるの?なんだって?来てないから資格なし?冷たいこというなよぉ~。特別参加枠を設けてくれてもいいだろ?融通の利かない男だなぁ。でもまぁ、怪人クンが顔を出しても生徒は〝誰あの人?〟ってな感じで見るだろうなぁ。練習に来たこともない人間がいきなり飲み会の席にだけにいたら。
とうとう怪人クンも合気道教室の〝生きた化石〟と化したか?時代も変わったなぁ。
『怪人クンよ、これが聴こえるか?』
Dr.トドーの声とある曲が重なる。耳にやたらと残る変な歌だった。

♪ナイト ナビナビナビナビナイトナビ 飲みに行く前ナイトナビ

これは、怪人クンの街にある〝ネオン街派出所〟(無料案内所)のオリジナルテーマ曲。ここで聴かせられないのが残念だ。とにかく〝変な歌〟であることだけは間違いない。でも、一度聴けば忘れない。宣伝効果は抜群だ。それもあって、彼らのいる場所はすぐにわかった。
『怪人クン、どこにいる?なにぃ~、ウチだぁ~?お蝶のとこに行かないの?ダメだなぁ?中途半端なんだよ!』
「日曜日は店が休みなの!やってないの!」
『………なぁ~んだ』。
「とっととラーメン食って帰れ!」
『そうするよ』。
なんだよ?やけに素直じゃないか。

電話を切ったあと、またしても頭にはお蝶のことが浮かんできた。
そういえばうたさんがメールで言ってたなぁ。ターザン山本!さんの『煩悩菩薩日記』に出てくる〝名もなき君〟がメッセージをよこしたと。
「同伴は所詮、同伴ですから…」と。
彼に言いたいことはある。けど、きょうのところはやめておく。それについては改めて反論の場を設ける。


※本日(10月16日)はエロ茶の新年、〝ハッピー乳イヤー〟(誕生日)だそうです。またひとつ、エロエロ指数(年齢)が増えたわけだね?おめでとう!どうかみなさんからも「おめでとう!」の言葉をかけてあげてください。
※アントニオ猪木さんが名誉総裁を務める「寛水流空手」(かんすいりゅうからて)の大会。三重の2日目、それを『GENKi塾』が観戦。帯広夫婦の旦那さん提供の1枚(写真)。


意地悪な神様

2006年10月15日 | Weblog
<10月14日(土)>

SKYBLUE。青空が広がる。太陽も眩しい。実にいい天気だ。今、彼らはどのあたりにいるんだろう?もう対面したのかな?あの人に…。
14:53、名古屋から三重に向かうバスの中。そのイベントに参加している帯広夫婦の旦那さんからメールが届く。写メールだ。ん?なになに?画像を見る。白い紙に筆ペンか何かで書かれたその文字。達筆だ。こっ、これは!?あの人の字に間違いない。アルファベットと漢字が組み合わさっている。
『IKONI GENKi塾』。〝いこにげんきじゅく〟?〝い・こ・に〟???
帯広夫婦の旦那さんに再び返事を出す。すると彼はこう書いてきた。
(逆から読んでください)。
ムフフフ…。わかってたよ、初めから。面白いことが大好きなあの人らしい発想だよね?よく見ると、〝i〟だけ小文字かぁ。これまた謎だな(笑)。
IKONI〝いこに〟と書いてINOKI〝いのき〟と読む。つまりこのイベントは『猪木元気塾』となって生まれ変わったのだ。諸事情でそれまでの『闘魂猪木塾』は使えなくなってしまった。以後、ブログで彼らのことを書く時は『GENKi塾』の××さん(君)と改めることにする。

今回、怪人クンの姿はそこにはない。けど、心はみんなと参加しているつもりなのだ。よし、一丁やってみるか?
怪人クン、突然テロリストになる。彼らに〝メールテロ〟を次々仕掛けた。
(元気ですかぁ~!?楽しんでますかぁ~!?そちらは今、何が三重ますかぁ~!?)
何が見える?三重県にいる彼らにダジャレである。生徒会長M氏。〝ミスター・チョッパー〟ことハマのフクちゃん。〝イノキ者〟Aさん。Uさん。シャクハチ君。それに帯広夫婦。しばらくして返信が来る。帯広夫婦の旦那さんは数枚の写真を送ってくれた。ありがとう。このブログにも使えるものは使わせてもらうよ。

時刻は夕方。あと数分で18時になろうとしていた。彼らが〝猪木時間〟に燃えている頃、怪人クンも大好きな〝お蝶時間〟を楽しんでいた。
うわっ、すごいなぁ。街には驚くほどの人の波。その中から「お待たせ」の声。待ち合わせの場所に笑顔の彼女が現れた。鮮やかなグリーンのカーディガン…でいいのかな?それとミニスカート。一方の怪人クンは、黒ハットに黒のジャケット。玉模様がちりばめられたボタンダウンの白シャツ。バックルが頑固な太いベルトにデニム。黒のシューズ。
「怪人クン、なんだかきょうはすごくカッコイイねぇ。ビシッとしてて」。
お蝶がすかさずほめてくれた。がしかし。その中の〝わ(は)〟音が倍角文字となってどんどん巨大化していく。
わ?わ?わ?わ?
きょうは…ね。きょうもじゃないんだ?ムムム~~~。
ウソだよ(笑)。ほめてくれてありがとう。うれしいよ。
横断歩道を渡り、左折。少し歩いて今度は右折。数メートル先におなじみ「飯や飯」(めしやはん)はある。
「邪魔するよ!」
「毎度!」
意気のいい店長。カウンターには1組のカップル。まずはドリンク。怪人クンは焼酎のわさび割を。お蝶はノンアルコールでウーロン茶。仕事の前は飲まないようにしているようだ。店長直筆のお品書きを見る。お刺身類、アボガドの天ぷら、明太子のサラダ、寿司の握り(めねぎや納豆巻き)を注文。
ほかにも注文しようとしたら、そのものがないと言う。怪人クンがダジャレをかますとお蝶は「つまんなぁ~い!(笑)」と容赦なく切り捨てられてしまった。オヤジギャグということか?怪人クン、まだまだ修行が足りないようだ。出直しだ。
この店に来ると、お蝶は落ち着くというのだ。気に入ってくれてよかったよ。

19:15すぎ、2軒目へ向かった。お蝶が「ケーキ屋さんに行こう。美味しいとこがあるから」と言うのだ。
以前彼女に1冊の本を貸してあげた。作者名は忘れたが、怪人クンが1年前に読んだ『ミッキーマウスの憂鬱』という作品。ディズニーランドを舞台にした小説だ。そのお礼にケーキをご馳走してくれたのだ。
「飯や飯」から南の方角へ進む。数分歩くとその店があった。なんて表現したらいいんだろう?とにかく、女のコが好きそうなオシャレな店だった。奥のテーブルに向かい合って座る。器もカップもこれまたオシャレ。男の怪人クンが見てもGOOD!と思ったほどだ。お蝶はティラミス。怪人クンはモンブランをいただいたが、これがメチャうま!フワ~ッと舌の上で踊るのだ。こんなに美味しいケーキは初めてだよ。参ったなぁ。

20:10頃、店へと入った。お色直しが整うと、ヘルプ嬢が去りお蝶が登場。白いドレスの彼女は怪人クンの左横へ。二人の会話。言葉が途切れることはない。笑顔のお蝶を今宵も見れて、怪人クンは幸せです。
えっ、もう終わり?60分の遊泳飛行は無情にもタイムアップ。なら、30分延長だ。
止むことのない会話。笑い合う怪人クンとお蝶。
カチッ、カチッ、カチッ。近づくその時。秒針の音は聞こえなくとも1秒1秒進んでたんだね?ストップすることはできないよねぇ?サッカーじゃないいんだから。
やっぱりあっという間なんだね。始まりは終わりへのカウントダウン。お蝶に合図を送る店長。
「お時間なんだって」。
やさしい声で彼女が言った。何度聞いてもうれしいとは絶対思えない。聞けば聞くほど悲しくなるそのセリフ。この世から「時間」なんか消えてなくなれ!心の叫びは届かない。それが現実。
「わかった。チェックして」。
「ありがとう」。
まだまだ話したいことがあるんだよなぁ。でも、また会いに来ればいいさ。お蝶に。NEXT WEEK。

でもさぁ、でもさぁ。どうして?なんで?楽しい時間はこうも早いわけ?あっという間なわけ?いつもそう。〝時間の神様〟は意地悪だよなぁ、ホント。
憧れのあの人とのひと時。「時間」に関しては、おそらく三重にいる彼らも同じことを思うだろう…。


※こちらが〝神様〟の直筆(写真)。帯広夫婦の旦那さんが送ってくれました。


押してしまったボタン

2006年10月14日 | Weblog
<10月13日(金)>

よく晴れた1日。11時。13時。15時。何もかもが慌しく流れていった。久々にスーツを着た。怪人クンにしては珍しい。でもやっぱ引き締まる。シャキッっとする。間違いない。

流すこともできた。でも、できなかった。言われっぱなしで黙ってるほど怪人クンもまだまだ人間ができていないようだ。
とうとうボタンを押してしまった。おそらく初じゃなかったか?
ここでハッキリ言っておくことがある。コメントについてだ。何を書いてもいいとは言った。でも怪人クンも人間だ。ムカつくこともある。怒りの闘魂が爆発することだってある。
風俗?確かに遊んだ。男だからね。楽しんだよ。5年前まで時々ね。今となってはそれも〝泡い〟思い出さ(笑)。
過去は過去。それよりも大事なものがある。怪人クンは過去より今を生きている。昔話は自分から話したい時に語る。書く。心にしまったものは滅多なことじゃ開けないのだ。そういった意味で言うとデリカシーのカケラもないなぁ、きのうのぐのっちさんとやらのコメントは。ノックもせず、ドアを蹴破るようなまねは容赦なく消す。葬る。それだけは言っておく。
何度も書いたはずだ。ここは怪人クンのリング。あなた方は怪人クンを消したくても消せないが、怪人クンはいとも簡単にあなた方を消せるのだ。今後も、無礼者はためらいなく抹殺する。消す。スイッチは怪人クンの手の中にある!ドッカンするぞ。

きょうはこれ以上語らない。書く気にもならない。
「永久追放だ!」
こういうものに対してはそう叫びたいよ、まったく。
あした土曜日の日記はちゃんと書く…つもりでいる。そうなることを怪人クンも願ってるよ。じゃあ、また。


※28日、この町(写真)で何かが起こるわけですね?


捨てるな!命の時間

2006年10月13日 | Weblog
<10月12日(木)>

最初に断っておくが、これは挑発とは違う。
人にはそれぞれ事情がある。性格も違う。価値観も異なる。だから、その人がそうなってしまったことをここでとやかく責めるつもりはない。ただ言いたいのだ。
ひきこもりにもいろいろあるだろう。まったく外に出ない人。一定の場所には行くが、他者との交流を閉ざす人。どちらにしても、怪人クンがなってみないとわからない世界であることは確かだ。でもありえないなぁ、たぶん…。なぜなら怪人クンは、人一倍さみしがりや。人のいない場所にいることができない人間なので(笑)。会話を求め、笑いを求め、ぬくもりを求めて旅をするのが大好き。それをしないと耐えられない。別にキャバクラだけを指してるんじゃないからね!(笑)

何が彼らをそうさせるのか?未行動。閉鎖心の根底にあるものは?そんなことは千差万別。わかりようがない。
ひきこもりというのは怪人クンからすると、悪い印象しかない。どう考えてもポジティブじゃないのだ。そもそも自分で自分の時間を止めてしまう行為。世界を狭めて退屈なものにしているというイメージしかない。それもわざと。
サプライズも求めず、未来も閉ざしてもったえないなぁ。外に行けば絶対面白いことがあるのに。そう考えてしまう。中でも何が一番もったえないかといったら、出会いという可能性を捨ててしまっていることだ。自分以外の他者。風景もそう。あらゆる〝何か〟を拒否してしまうことがどんなにつまらないことか?いつ終わるかがわからないだけで、みな〝命の時間〟は限られているのだ。だからこそ捨てるな!
けど、その人がそれで心地いいのならこれ以上は何も言えない。選ぶも決めるもその人次第なのだ。キッカケさせ掴めば人は変わる。変われる。怪人クンも変わった。だからそう言える部分がある。女性と話せない時代があったんだよ。これでも。今はどうだ?ムフフフ…。
おっと、また話が横道にそれちゃうなぁ。いかんいかん。
でも、安心したよ。ターザン山本!さんに相談した彼はそういう人物には思えないんだよねぇ。だって、ちゃんとこうしてターザンさんたちと向き合ってるんだもん。世界を自分からも開いてるんだもん。「実践文章講座」にも出るんでしょ?ノープロブレムじゃない?君の場合は。何も知らない怪人クンがいい加減なことは言えないけどね。がんばれ君!
きのうに引き続いて、彼にエールを送ります!うたさんにお願いだ。一度彼に会わせてよ!話してみたいなぁ、ぜひ。

話を変えよう。
怪人クンのキャバスタイルはこうだ。1秒でも長くより、1回でも多く…。だから夢時間は60分。延長しても90分にしている。そのほうがお蝶に会う回数も多くなる。ロングタイムの空白はいやなんだよねぇ。なんかね。短くてもいい。たくさん(回数を)会いたい。長く多く。両方できれば言うことないんだけどね。それはなかなかね(笑)。
1回を長時間いるもよし。そうじゃないのもよし。楽しみ方はこれまた人それぞれ。どちらがいいも悪いもない。偉そうな言い方になるかもしれないが、これでも怪人クンは己を知っているつもりだ。それだけは言える。どういう意味かは想像に任せる。

雨はなかった。あしたまでに急いで作らなければならない書類があったので、21:30まで会社にいた。あっ、ヤバイ!早くしないと。『Dr.コトー診療所』(フジテレビ)が始まっちゃうよ。今夜はその1回目が放送される。90分スペシャル。
今さら言うまでもないが、怪人クンの〝イモ〟仲間、Dr.トドーはこのドラマから名付けた。怪人クンの思いつきだ。
「おいっ、オメェさん。元気にやってんのかい?どうなんだい?」
たまにはDr.トドーに呼びかけてみるとするか。オメェもまさか、ひきこもるんじゃねぇだろうなぁ?オイオイ、シカトはやめてくれよぉ~(笑)。
そうそう。28日(土)は東京へ行くんだった。『シンデレラコンテスト』というイベントを歌舞伎町へ観に行く。それがどんなものなのか、また改めて話す。きのうたさんは、そのチケットが取れたことを伝えたくて何度も電話をくれたのだ。ありがとう。楽しみにしてるよ。今回の東京は、いつもに比べて短い滞在時間となるけど弾けるぞぉ!


※『ミスシンデレラコンテスト2006』。詳細はコチラ
※風に乗り、人魚と戯れ、泡と消えたあの時代。そんなこともあったかなぁ?ムフフフ…。遠い昔の話です。13日深夜に書き込みいただいたぐのっちさん、あなたが誰かは存じませんがコメント削除さていただきました(10月14日追加更新)。
※写真は、ただいまひきこもっております。



名もなき君へ

2006年10月12日 | Weblog
<10月11日(水)>

カクン、カクン、カクン。おちる。おちる。またおちる…。
雨の夜、激しい睡魔に襲われた。座椅子に座って部屋でぼんやりテレビを見ていた時だ。目線を移す。時計の針は23時を半分すぎるかすぎないか。まだ日付は〝きょう〟のまま。寝るには早い。でも眠い。こういう時はこのまま体を休めるのが一番いい。布団の上に横になると、知らぬ間に夢の中へといざなわれていたらしい。その後のことはわからない。
朝からなにかと慌しかった1日はこうして終わった…。

怪人クンの場合、これで日記が終わると思ったら大間違いだ。オープニングは単なるイントロ。ここからが始まりとなる。幕開きだ。記憶を辿ってみよう。
20時すぎには数回にわたってお蝶とメール交換。内容は、ヒ・ミ・ツ。彼女とは毎日連絡をとり合う。会わない日はあっても空白はない。お蝶専用の着うた。明るいサウンドと女性アーティストの歌唱。彼女から送られてくる〝そのメロディー〟が鳴らない日はないのだ。
水曜日、あとはどんなことがあったっけ?そうだ、そうだ。こんなこともあったのだ。ケータイの着暦。そこには午前と午後、男の名前がズラリ。

うた(9:04)
うた(9:25)
うた(9:41)
うた(10:50)
うた(11:05)
うた(11:42)
うた(12:31)
ジャンクボ(13:42)
うた(13:58)
うた(14:39)

『もしもし怪人クン?全然出ないじゃないかぁ~!?』
14時すぎ、9回目のうたさんからの電話にようやく出ることができた。ジャンクボさんからは留守電が入っていた。彼にはすぐさまメールで返信した。
怪人クンは自営業である。それゆえ、サラリーマンをしている人に比べたら仕事中でも話せることは多い。けど、こうして出れない時もある。
うたさんが面白いことを教えてくれた。この日更新されたターザン山本!さんの日記をとにかく見るように言われる。
『怪人クンのことが書かれてるから』。
「えっ、ホント?でも最近東京にも行ってないし、ターザンさんにも会ってないし。怪人クンはやましいことはしてないよ?(笑)」
『いいから見てみな!』
「わかったよ」。
なんだろなぁ、と思いつつ夕方ゆっくり読んでみた。
うわっ、なんじゃこりゃあ!?
四字熟語のタイトルは〝相談対決〟。ターザンさんが、ある人々から人生相談2連戦を受けていた。50代男性と30代のこちらも男性。名前までは書かれていないので、怪人クンが彼らにお会いしたことがあるのかは不明。
注目するのはこちら。30代の男性。2番目の相談者。ひきこもりとある。ヘヴィーなのか?読んでいく。ターザンさんの文章からは、そうは感じられない。その彼が怪人クンのブログを読んでくれているという。さらには、心配してくれているとも。
ならば、彼に語りかけてみよう。

名もなき君へ。
はじめまして。ブログ読んでくれてるんだ?ありがとう。
へぇ、キャバクラに行ってそんな恋におちたことがあるんだ?7ヵ月の〝連続ドラマ〟が君の中では放映されてたの?突然の最終回を迎えるまでは…。
捨てることのできない名刺。わかるなぁ、その気持ち。淡い思い出のカケラ。破ることのできない追憶。裏書されたメッセージ。届くことのないアドレス。繋がらないテレフォンナンバー。彼女の直筆…。ポエムだなぁ。
でも、珍しいよね?同伴もアフターもないなんて。ホントにキャバなのそこは?聞いたことないなぁ。風俗なら、そういうがんじがらめシステムはあるようだけど。いつなんどきもリング上(店内)のみ。スタッフが常に監視する、ランバージャックデスマッチ(※場外に落ちると、強制的に選手同士を上げる。リング上以外での闘いは一切禁止のルール)しか認めないという店がね。まぁ、それはいいや。
怪人クンが〝あの頃の僕〟?似てるんだ?そんなに。合わせ鏡を見てるようなの?そっかあ…。いつだったか、〝ぱくぱく星人〟ウチパクさんもおんなじこと言ってたなぁ。
「怪人クンは今が一番楽しい時。オレも通ってきた道。ぱく、ぱく、ぱく~ぅ」ってね。
でもさぁ、ターザンさんも夢がない言い方するよね?ロマンに線引きしてどうすんの?ワーク?わかってるよね、そんなことは。でもそこにはそれをも超えたものがある。人間対人間のね、魂と魂のぶつかり合い。情の世界。割り切ることも大切だけど、割り切れないから面白いんだよ。40男がどうの?こうの?年齢なんて関係ないよね?つまんないよな。いちいち気にしたらさぁ。楽しんでるんだからいいんだよ、もう!

ちょっと取り乱しちゃったな。名もなき君も、今を楽しめばいいんだよ。とことんさ。飽きるまで。燃え尽きるまで。風俗でもどこでも大いに行って来いっ!弾けて来いっ!
笑っていこうよ。ダッハッハ!馬鹿になれ!
じゃあ、いつか東京で!

恋っていいもんですねぇ。しみじみ…。


※写真はある時に載せることにします。ウチパクさん、ネタくれよ!ぱくぅ~!