怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

不滅の闘魂

2005年11月23日 | Weblog
さびしい。さびしすぎる…。
怪人クンよ、何をそんなにさびしがっているんだい?来月に迫ったクリスマスの日に相手(カノジョ)がいないことを思ってそう言ってるの?違う、違うよ。そんなことじゃないよ。

火曜日、昼過ぎのことだ。コンビニに入った時、本のコーナーで『週刊ゴング』の最新号を見つけた。この雑誌は毎週水曜の発売。それが今週は祝日(勤労感謝の日)と重なるために1日早く書店やコンビニに並んだのである。
表紙を見た瞬間、2つの思いが交錯した。喜びと悲しみだ。
喜びとは、同誌の表紙がリニューアルされて以来、おそらく初めてのことだろうアントニオ猪木が単独で表紙を飾ったこと。悲しみとは、猪木の写真とタイトルコピーが何ともいえないせつなさをかもし出していたからだ。
写真はおなじみ、赤いロングマフラーを肩にかけたスーツ姿のアントニオ猪木が右手を上げながら花道を入場してくるシーン。少し左方向に視線を向けファンの声援に応えている猪木の姿。これはおそらく先月、10月8日東京ドーム大会の時のものだろう。
一方、タイトルは縦書き、白地の明朝体で“さらば”“新日本”と左右2列に大きく書かれている。その文字に挟まれるようにして前述の猪木の写真があるのだ。

20:30、「週刊GONGTV」(スカパーのサムライTV!)の番組でこの本が紹介された。ターザン山本!さんはタイトルコピーを見ながら「“さらば日本”だったら面白かったねぇ」と言っていた。要するに、現在ニューヨークに住んでいる猪木さんが、新日本プロレスの株を手放したことで、この業界ともおさらばして日本にはもう来ないという意味合いのコピーだったらよりインパクトがあって衝撃的だったというのである。
ターザンさんの言葉を聞いた瞬間、怪人クンの頭には“さらば猪木”の文字が浮かんだ。それともう一つ。もしかしたら、猪木さんの表紙はこれが最後になるんじゃないか…?そんなことまで思えてきて、さびしさが膨らんでしまったというわけだ。

「猪木時代」は確実に終わろうとしている。もう当の昔に終わったという人もいるだろう。しかしそうは思えない。この世にアントニオ猪木が生きている限り、世界を飛び回っている限り、さらには怪人クンのような“猪木バカ”がいる限り「猪木時代」は続くのだ。死んでしまったジャイアント馬場さん、橋本真也さんの時代は完全に終わった。死が彼らのすべてをストップさせたからだ。猪木さんは生きている。不滅の闘魂だ。逆に怪人クンは、年々猪木さんにのめり込んでいる。また突拍子もないことをやらかすんじゃないかと、ワクワク、ドキドキしているのだ。
猪木暦32年―――。全盛期の王者現役時代、落日の闘魂時代、政治家時代、引退後、そして現在(いま)…。ますますアントニオ猪木からは目が離せなくなった。
猪木遭遇まであと2週間。怪人クンの闘魂がメラメラと燃えてきた!



※「うたまくら!写真館」。撮るたびに「怪人クンはワンパターンだなぁ」とポーズにダメ出しを食らわしたうたさん。今回の東京遠征では実にいろんなパターンの写真を撮りました。女優・吉永小百合さんとも遭遇(写真)。某駅にて。


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1 コメント

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受け継ぐ者たち・・・・ (たーちゃん)
2005-11-23 17:39:55
馬場さんの遺伝子はNOAHに。

猪木の遺伝子は新日本に、そして「闘魂伝承」を掲げた橋本に。

橋本の遺伝子はZERO1-MAXに。

エディ・ゲレロの遺伝子だってWWEやメキシコの選手たちが受け継いでる。



たとえその選手の時代が終わろうとも、「受け継ぐ者たち」がいる限り、その選手の生きた証は残るし、人々の記憶から消えることは無い。

と、僕は思ってます。
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