怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

おなごなんぞにゃ目もくれず

2011年01月17日 | Weblog
<1月16日(日)>

耳はニット帽。指先は手袋。ボディはダウンジャケットを着こんで防寒対策はバッチリだ。19時前。薄暗いお堀の道を歩くあいだ、かなりの割合で風をシャットアウトしてくれた。
光がさす場所が真ん中の体育館だ。受付でカードを提示して2階へかけ上がる。
18時半の青畳。ニヤニヤ、怪人クンに向けられた男の視線はちょんまげだった。彼の目は「罪善クン、元気そうだね」とでも言いたげ。おかげさまでな、上り調子さ。

準備運動を終え3~4人の輪に加わる。ちょんまげのグループだ。彼の技を受けた。
間もなくして主任指導員の合図。メンバーチェンジだ。1週間前の特訓が生きた。ナバ直伝〝怪人腕固め〟と〝ムフフ式押し倒し〟を相手に仕掛ける。
これまでのやり方と微妙に腕の使い方を変えた。どちらも右の肘がポイント。前者はロックすることに注意を払い、後者は引っかけてコントロールする。
とか説明してもまず文章じゃ伝わらない。希望者は今度、怪人クンと手合わせしてみればわかるさ。
しかし、この〝異変〟にイチ早く気づいた男がいる。ロボコン0点だ。
「いつになく動きが滑らかで、おもしろい形作ってるなぁ、と思いましたよ」
練習後に彼は言った。違いがわかるとは、坊やもなかなかやるじゃないか。

このたびの新技2つが自信につながったのか。あいさつ後の15分、ボーナスタイムでは剣の振り具合をナバにほめられた。
「まだまだだけど、前回に比べたらぜんぜんいいよ」
丈も握った。
「最近夢を見るんだ。稽古のシーンが出てきてさ、シュッシュ、シュッシュ、いい素振りしてる怪人クンがいるんだよ」
近くで着替え中のちょんまげが「それはすごい。夢を見るとはたいしたもんだ!」と感心しきっていた。

おなごなんぞにゃ目もくれず、ひたすら練習に没頭する怪人クン。こんなにも合気道がおもしろいと思えたのはムフフ…、何年ぶりかなぁ?
おや、コメント欄に質問があるぞ。
「かっぽれは来てるのか?」
かっぽれ? …Who?
いま、青畳の怪人クンには目の前に立つ人間しか映らない。知りたきゃ自分でたしかめろ。


※汗をかいたら、やっぱビール(写真)。だとしてもウチ飲みはしないんですよねぇ。
※なるほど、めぐるちゃんは続投か(笑)。