<3月15日(月)>
知り合いではあるけれど、まだそれほど至近距離にいない。直接連絡をしたこともなければ、来たこともない。でも内心、「かわいいコだなぁ。タイプだわぁ~。お近づきになれたらなぁ」と感じている。
そんな相手から間違いメールが届いたら、あなたはどう対処する?
1.「あて先が違うんじゃないですか?」と教えてあげる。
2.レスもせず、放っておく。
3.これも何かの縁。メールをキッカケに接近を試みる。
今宵、あろうことか誤爆送信してしまった女がいる。アドレスが有効ならば、そのメールを受け取る者が存在する。
この物語は、間違いメールをしてしまった女から「やっちまった!」の報を聞いた怪人クンが受信者男の心情を勝手に想像。彼の人柄をもとに描いたノンフィクション空想劇である―――。
激しく降ろうが関係ないよ。月曜からぐびぐびぶはぁーさ。
あ、ボクの名前? フナコシ。
そうなんだよ。怪人クンが知らないうちにつけちゃって。なんでも、俳優の船越英一郎に似てるとかでね。そうかなぁ? 自分ではあんまり思ってないけど。ま、いいさ。
「ぶはぁー」
やっぱうまいね、酒は。いまいるところ? 行きつけの横丁さ。
(♪♪♪~~~)
あれ、メールみたい。誰だろう?
え、 マジで!?
エロ茶って? え~~~??? ●●●ちゃん? うわぁ!
※フナコシ君は彼女のことを本名で呼ぶ。
いやぁ、うれしいなぁ。初めてだよ、やりとりなんて。しかも、彼女のほうからくれたよ。
実はさ、隠れファンなんだよね、彼女の。人気あるみたいだね、彼女。そうだろうなぁ、うっしっしっし。
で、本文は? どれどれ。
(土曜日はとっても楽しかったです。いろいろありがとうございました。また怪人クンと3人で飲みましょうね、G・ヌマさん!)
G・ヌマさんって誰? ボク? じゃないよね。だってボクは、フナコシ君だもん。
え?
え??
どういうこと???
●●●ちゃぁ~~~~ん!!!
※ところがどっこい。フナコシ君の心臓は想像以上にタフだった。それはエロ茶が怪人クンに送った報告メールが証明している。
(G・ヌマさんに送るつもりが、フナコシ君に出しちゃった。あ~、恥ずかしい。でもフナコシ君からは何もなかったかのごとく、普通に返事が来たよ)
ムフフ…、やるなぁ。
しかし、なぜにそのようなハプニングが生まれたの?
(G・ヌマさんのデータを〝フナコシ君〟で登録しちゃってた…)
なるほど、エロ茶のケータイの中にG・ヌマのマスクを被ったフナコシ君がいたのか?
それじゃあ何通送ろうとも、G・ヌマには永遠に届くはずがないのう。
けどさ、早めに気づいてよかったじゃないか。もしわからずじまいでいたらフナコシ君のケータイにはいつまでたっても…。
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
これではいくらタフな彼といえども、さすがに萎える日が来てたはず。
「●●●ちゃぁ~~~~ん!!! いい加減、気づいてよ! フナコシだよ、フナコシ。ボクはデータ皮被り、包茎仮面G・ヌマンじゃないんだよぉ~~~!!!」ってね。
※もう一度申し上げます。この話は事実ですが、日記のセリフはぜんぶフィクションです。
※怪人クンと183センチのフナコシ君(右・写真)。
知り合いではあるけれど、まだそれほど至近距離にいない。直接連絡をしたこともなければ、来たこともない。でも内心、「かわいいコだなぁ。タイプだわぁ~。お近づきになれたらなぁ」と感じている。
そんな相手から間違いメールが届いたら、あなたはどう対処する?
1.「あて先が違うんじゃないですか?」と教えてあげる。
2.レスもせず、放っておく。
3.これも何かの縁。メールをキッカケに接近を試みる。
今宵、あろうことか誤爆送信してしまった女がいる。アドレスが有効ならば、そのメールを受け取る者が存在する。
この物語は、間違いメールをしてしまった女から「やっちまった!」の報を聞いた怪人クンが受信者男の心情を勝手に想像。彼の人柄をもとに描いたノンフィクション空想劇である―――。
激しく降ろうが関係ないよ。月曜からぐびぐびぶはぁーさ。
あ、ボクの名前? フナコシ。
そうなんだよ。怪人クンが知らないうちにつけちゃって。なんでも、俳優の船越英一郎に似てるとかでね。そうかなぁ? 自分ではあんまり思ってないけど。ま、いいさ。
「ぶはぁー」
やっぱうまいね、酒は。いまいるところ? 行きつけの横丁さ。
(♪♪♪~~~)
あれ、メールみたい。誰だろう?
え、 マジで!?
エロ茶って? え~~~??? ●●●ちゃん? うわぁ!
※フナコシ君は彼女のことを本名で呼ぶ。
いやぁ、うれしいなぁ。初めてだよ、やりとりなんて。しかも、彼女のほうからくれたよ。
実はさ、隠れファンなんだよね、彼女の。人気あるみたいだね、彼女。そうだろうなぁ、うっしっしっし。
で、本文は? どれどれ。
(土曜日はとっても楽しかったです。いろいろありがとうございました。また怪人クンと3人で飲みましょうね、G・ヌマさん!)
G・ヌマさんって誰? ボク? じゃないよね。だってボクは、フナコシ君だもん。
え?
え??
どういうこと???
●●●ちゃぁ~~~~ん!!!
※ところがどっこい。フナコシ君の心臓は想像以上にタフだった。それはエロ茶が怪人クンに送った報告メールが証明している。
(G・ヌマさんに送るつもりが、フナコシ君に出しちゃった。あ~、恥ずかしい。でもフナコシ君からは何もなかったかのごとく、普通に返事が来たよ)
ムフフ…、やるなぁ。
しかし、なぜにそのようなハプニングが生まれたの?
(G・ヌマさんのデータを〝フナコシ君〟で登録しちゃってた…)
なるほど、エロ茶のケータイの中にG・ヌマのマスクを被ったフナコシ君がいたのか?
それじゃあ何通送ろうとも、G・ヌマには永遠に届くはずがないのう。
けどさ、早めに気づいてよかったじゃないか。もしわからずじまいでいたらフナコシ君のケータイにはいつまでたっても…。
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
●月×日(元気ですか、G・ヌマさん? エロ茶ですよぉ~!)…受信者フナコシ君
これではいくらタフな彼といえども、さすがに萎える日が来てたはず。
「●●●ちゃぁ~~~~ん!!! いい加減、気づいてよ! フナコシだよ、フナコシ。ボクはデータ皮被り、包茎仮面G・ヌマンじゃないんだよぉ~~~!!!」ってね。
※もう一度申し上げます。この話は事実ですが、日記のセリフはぜんぶフィクションです。
※怪人クンと183センチのフナコシ君(右・写真)。