怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

丸腰返上

2007年12月09日 | Weblog
<12月8日(土)>

まずは、このひと言から。
「ちょんまげよ、読んでるか?怪人クンが悪かった。やっぱりお前が必要だ!」

宅建の勉強をしたスクールの学院先生に、誕生日のプレゼントだけ手渡して街へ戻る。途中Dr.トドーが怪人クンとすれ違って、「おいっ!」と声をかけたそうだけど、まったく巨体には気づかない。風切るメタボは眼中に入っていなかった。女性じゃないからね。ムフフ…。あとからDr.トドーはそのときの様子をこう語った。
「怪人クンは周りをキョロキョロ見回し、いかにも挙動不審な動きをしていたぞ」
それはヤバイんじゃないか?(笑) 
19:30から「安倍藁」で行われた野郎4人だけの会。〝ボコボコ祭り~冬の陣~〟。
予想どおりブーメランは怪人クンに跳ね返ってきた。360度は、あながち間違っていなかったことになる。ビールにアマゴの骨酒。とんこつおでんに刺身。ソーセージに焼鳥。テーブルには次々と美味いものが並んだ。
御前崎のセメント父ちゃんから、いきなり〝宿題〟を出されるハメに。
「怪人クンは、来年の2月か3月までにカノジョを作ること!いいね?」
えっ?そんなぁ。考えてみたら今夜のメンバーは、怪人クン以外みなタイトルホルダー。奥さんや恋人、燦然(さんぜん)と輝く愛のチャンピオンベルトを巻いている者ばかりだ。
「どしょっぱいMCさんも奥さんがいるんだよ?怪人クンは負けてるよ」
勝ち負けはさておき、Dr.トドーの言葉はたしかだ。紛れもない事実。鬼嫁にいたぶられる毎日。〝奴隷亭主〟でも旦那であることに代わりはない。
「グヘヘヘ」
額のアブラをテカらせて、どうだ!とばかりに笑う男。その顔が一段といやらしさを増す。Dr.トドーの恋にも話題が移る。彼がどういった方法でその女性を射止めたか?トドカノ誕生秘話を語ってもらった。
「ほぉ、アイディアがユニークだね。パフォーマンスがすばらしいよ」
中身を聞いたセメント父ちゃんが、感心したように言う。
「怪人クンもやってみたら?」
ダハハ、怪人クンをネットオークションに出すの?買ってくれる女性がいるかなぁ?
さらにセメント父ちゃんが問いかけてくる。
「本気でカノジョとか作ろうとしてないでしょ、怪人クンは?やれるけどやらないんでしょ?」
う~ん、どうなんでしょうねぇ?08年初頭のテーマは、丸腰返上かぁ。
どしょっぱいMCのリクエストでエロ茶に電話するもつながらない。運のない男だよなぁ。開始から2時間ちょっとが経った。「安倍藁」をそろそろ締めにする。彼らとはここでグッバイ。

クリスマスムード一色。街は人で溢れていた。まだ飲むぞ。怪人クンとDr.トドー、そこにふりかけ姫が合流。3人で駅の地下街にあるスタンディングバーへ寄った。全メニューがワンコイン、500円で飲める店だ。
ブルーの間接照明が、店内をファンタジックな空間にさせる。BGMも落ち着いていた。外国人の客もいる。怪人クンたちの前、大きな樽がテーブルだ。いい気分でグラスを傾けた。Dr.トドーがカノジョの写真を見せてくれた。
「へぇ、雰囲気が女性タレント〝C〟に似てるよな」
怪人クンが言うと、ふりかけ姫も頷いた。Dr.トドーも否定はしなかった。
話の最中にエロ茶からコールバックがある。
「もしもし、風呂上り?」
夜遅く声を聞くと、彼女のイメージはどうしてもそれになる。白いバスタオルを体に巻いて、頭もタオルで束ねてある。妄想はいつも同じ。
『今さっき熱海に着いたとこだよ』
違うのか。ハズレてしょんぼり。
セメント父ちゃんは車だから仕方ない。どしょっぱいMCは、リクエストをしておきながら少々早く帰りすぎたな。待てない男はモテないよ?
そういえば、どしょっぱいMCに〝セカンド・ワイフのススメ〟を説いた人がいたなぁ。もっと外で遊べ、って意味でね。家庭と会社の往復だけじゃあねぇ。彼もノリ気のようだった。なになに、相手がエロ茶ならするって?ぜいたく言ってんじゃねぇよ!(笑)
たまにはこういう席で、セメント父ちゃんをボコボコにしてみたいんだけどなぁ?まだまだ、太刀打ちできそうにないよ。


※青葉シンボルロードのイルミネーション(写真)。