怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

恋愛ジャングル~60分のTALKING FIGHT~

2007年04月24日 | Weblog
<4月23日(月)>

いつになく事実とファンタジーのコラージュをどうぞ。本日は一部、「オヨヨと巨乳と、時々、妄想」にてお楽しみください。

男と女のTALKING FIGHT。言葉のキャッチレスリング。
怪人クンがミッドナイト・キャバクラから遠ざかって早1ヵ月近くになろうとしている。その後彼が新たな戦場を見つけて闘っている、という話はこれっぽっちも耳にしない。封印ならぬ、雲隠(うんいん)状態が続いているようだ。
夜の来ない朝はない。どんなに青くても、漆黒の空は必ずやってくる。
闘魂再び―――。
「〝ネオン街のホームレス〟がこのまま復活することなく、フェードアウトしてしまうなんてありえない」。
巻き髪天国。誘惑の茶髪。魅惑のドレス。癒しのソファー。
〝60分の恋愛ジャングル〟に怪人クンが舞い戻ってくる日は間近!と見る者は多い。怪人クンらしくない。彼らは心のどこかで、復活劇を待ちわびているのかもしれない。
この問題、因縁浅からぬあの男はどう捉えているのだろうか?実に興味深い。
時には引退を勧め、またある時は執拗なまでに「行け」とけしかける〝ミスター・パラドックス〟=〝逆説魔人〟Dr.トドーだ。彼にマイクを向けてみた。

「ほっときゃ出てきますよ。なんたって、1ヵ月と我慢できないやつですから。ハッハッハ」。余裕の笑み。
――― しかしですねぇ、ドクター。もうすぐ限界点、リミットの期間を更新しますよ?
「まぁ、見ててご覧なさい。人間は太陽の光とCO2と水がないと生きることができないでしょ?ヤツにとってキャバはまさにそれなんですよ。心配には及びません。騒がなくても出没します」(キッパリ)。

なるほど、確かにそうだ。しかし、念には念を。
よし!こうなったら彼らに登場を願おう。〝オヨヨ〟の署長に希望を伝えた。
「わかりました。とにかくやってみようじゃありませんか。オヨヨ」。
謎のクライアントからオファーを受けて快諾した請負取材。妄想ジャーナリズムの血がオヨヨ魂に火を点けた。
「お~い、エロ茶君。仕事だ、オヨヨ。昆布つゆ弁当、急いで食べちゃえよ。忙しくなるぞ、オヨヨ」。
「了解しました署長(ボヨヨ~ン)。仕事!仕事!仕事!」
〝仕事〟を連呼し女は楽しそうに飛び上がる。
「相変わらず弾み具合がいいねぇ。オヨヨ」。
メガネの下、のぞく視線が逆三日月に変形する。なんともいやらしい。されど、指示はてきぱき。
「さっそく怪人クンをつかまえてインタビューしてくれ、オヨヨ。あ、それとな。彼の好物は〝巨乳の種〟(ピーナツ抜き)だからな。くれぐれも忘れずに。オヨヨ」。
「はいはい、わかってます(ボヨヨ~ン)」。
「オヨヨ、オヨヨ。いいねぇ~」。
〝タマホーム〟のテレビCM。みのもんた口調になる署長。

きょうの日記、妄想はさらに加速する。
時刻は20時近かった。心地いい風が頬をなぞる。エロ茶は独自ルートで怪人クンと接触。アポをとったあと、指定されたカフェに向かった。
混み合っているというには程遠い。数えるまでもない。まばらに客がいるだけ。
丸いテーブル。壁際の奥の席にハット姿の怪人クンを見つけると、トレイに乗せたカフェオレをカタカタさせて近づいた。
「(ハー、ハー)すみません、お待たせして。あ、これ買ってきましたよ」。
息の切れた声を何とかごまかし、手みやげの〝巨乳の種〟が入った紙袋を渡した。
「どうもどうも。美味いんだよね、これ」。
アイスコーヒーをすすりながら怪人クンがニコリ。
「さっそくなんですが、話を訊かせてください」。
「どうぞ。可能な限りオープンでしゃべるよ」。
「助かります。それでですね…」。
彼女はズバッっと切り出した。
「あ、そう。そんなに周りは騒いでるんだ?怪人クンがキャバ行かないってことを(笑)」。
怖いもの知らずというか。思い切りのよさには定評がある。妄想新聞『オヨヨジャーナル』編集長を務める署長が、ここ一番の取材で彼女を抜擢する理由はそこにあった。バストアップだけじゃない。期待以上の働き、成果をあげる女といえる。エロ茶は核心に触れた。引退なのか?違うのか?Dr.トドーのコメントも怪人クンに伝えた。
「やつの言葉は間違いとも言えないし、正しいとも言えないね」。
「どういうことですか?(ボヨヨ~ン)」
首をかしげた衝撃で胸が反応する。
「少なくとも今すぐは〝ない〟かな。キャバはね。もうちょっと細かく言うと、ひとりで行くキャバは。誰か仲間とならあるでしょう、可能性は十分に」。
「………」。
口を開かず耳だけを傾けるエロ茶。〝キャバはね〟?意味深発言に「ゴクッ」。ノドを鳴らす。じゃあ、どこなら行くんだ?
「まぁ、ここだけの話だけど。ついさっきもうたさんから電話があって、30分ほど雑談したんだけど…」。
スクープか?ボヨ、ボヨ、ボヨ。待ってました!とばかりに身を乗り出すエロ茶。同時に、小刻みながら胸も揺れた。敏感だなぁ。
「今週の金曜日から2泊3日で東京へ行くんだけど、おそらくはその初日になるのかな?葛飾の〝グリコママ〟というオカマのスナックでトーキング・ファイトが決まってるんだよ」。
「オカマバー?」
「そう。初めて行くんだ、その店は。オカマは怪人クンの歴史上でも1、2回かな?過去にあることはあるんだけど、かなり昔のことで記憶も薄いから初めてと言っていいんだよね、こういう一戦は。あ、でも、昨年の9月にジャンクボさんが東京から遊びに来た時〝プリシラ〟っていうゲイバーというの?ショータイムありの店に行ったからそうとも言えないかな?」
「どっちなんだよ?(ボヨヨ~ン)」。
彼女の胸までもが混乱する。エロ茶が言葉を続けた。
「オカマとの闘いは〝同姓内異種格闘技戦〟とでも言うんですかね?すると、これから怪人クンのNIGHTの主戦場は〝そちら〟のほうに転換するってことですか?」
「なんか言い方が〝夜の性転換〟みたいじゃないの?ムフフ…。ぜんぜんそういうのじゃないよ。ただ、いろんなスタイルを経験してもいいんじゃない?キレイな女のコがいるキャバクラは夜の王道とか、ストロングスタイルっていうのかな?一方、オカマの店は〝ネオン街のハッスル劇場〟みたいなもんじゃん。静岡にある〝妖怪酒場〟は現役最高齢が56歳。一時代もふた時代も前に輝いていた女性が相手してくれるけど、ジャンル分けすれば完全にお祭り。ハッスル・ナイトだからね」。
「熟女ですね?ハッスルかぁ。なるほど。わかるような、わかんないようなたとえ(ボヨヨ~ン)…」。

ということで、結論。
キャバからは去ってもネオン街から引退しない。『オヨヨジャーナル』徹底取材によると「いつなんどき、誰の挑戦でも受ける!」
ということのようだ。
「誰の挑戦でも…」といえば、〝燃える闘魂〟アントニオ猪木のキメゼリフ。
猪木さんの名前が出たところで、ミニ情報としてここに書いておこう。
来週の月曜日(4月30日)、フジテレビの『SMAP×SMAP』の人気コーナー。〝ビストロスマップ〟。ゲストは猪木&DJ OZMAのタッグ来店だ。それぞれのファンは見逃すな!


※まるで…。ぽっかり、夜空に浮かぶ月のよう。カンフー邸の部屋の灯り(写真)。