幸せのハードル？

＜１２月２日（土）＞

幸せってなんだ？
時刻は１９時を少しばかり回る頃。大きな並木に鮮やかなネオンが点る。街にはクリスマスの飾り付けがあちこちに散りばめられている。かれこれ１ヵ月くらいか？１２月になる前からそれらはデコレーションされていた。
今宵２人して入った店も、ムードはやっぱりクリスマス。周りを見てもカップルばかり。とある空間で、ケーキを食べながらお蝶とそんなテーマで話をした。

普段、ごく当たり前のようにできてることを〝幸せ〟って呼ぶような気がする。
変化なき日常。いつもの風景。そういうことって小さいというか、地味だから気づかないだけ。たとえば、こういうことが挙げられる。
美味しくご飯が食べれる。楽しいお酒が飲める。笑い会える。仕事ができる（ある）。
人によって価値観は違う。だから、他人（ひと）と自分の感性が違ったとしても、「それっぽっちのことで幸せなの？ふ～ん。幸せのハードルが低いんだね」。
ある人の言葉。何それ？こんな言い方は絶対しちゃいけない。不幸のオーラが漂っていないと出てこないセリフだ。
己のものさしだけで語るやつは逆に不幸。ハッピーに高い低いなんてない。こういう人間とは、友だちになんかなりたくないねぇ。
怪人クンは幸せ者だ。お蝶とこうして会えるんだから。寒かった土曜日も、彼女の笑顔が温かくしてくれた…。


※写真は後日。