怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

馬場さんじゃないよ。ムフフフ…。

2006年08月08日 | Weblog
<8月7日(月)>

灼熱地獄。それにしても、日中はまた一段と暑かったなぁ。14時、仕事で外を歩いていたら顔中から汗が噴き出した。もうインナーシャツはびしょびしょだ。気温はどのくらいあったのだろうか?この時間の正確な数字はわからないが、体感温度では間違いなく35度を超えていたように思う。

いきなり話は夕方に飛ぶ。
18時すぎの事務所。蒸し暑さを冷房で防ぐ。怪人クンがパソコンの前に座っていたその時だ。文章が突然ひらめいた。この秋「武道の会」が発行する新聞の担当原稿をさわりだけ書いた。7月30日(日)に行われたバーベキューの記事である。続きはパートナーのナバに訊いてからにする。何しろ、怪人クンは当日参加していないのだ。イベントがどのような雰囲気で行われたのか?面白いネタはないか?彼からの情報だけが頼りである。それさえ集めたら、あとは怪人クンのセンスで書く。以前も言ったが、秘策アリだ。
とは言うものの…。いくら怪人クンが「いいものができた!」と思っても、それは単に自己満足の世界でしかない。マスターベーションだ。評価は他者(読み手)が下すもの。自分じゃない。こちらに手応えがあっても、ボロクソ言われることもある。それだけは常に忘れないでおこう。

しばらくするとケータイが鳴った。誰だろう?ディスプレイに名前が映る。どしょっぱいMCからの電話だ。
『もしもし怪人クン?オレだけど。ブログであんなこと書いちゃダメでしょ?ああいうことはしないほうがいいよ』。
お蝶への気持ちを綴ったこの日のブログは、彼からするとNGだと言うのだ。どしょっぱいMCは結婚2年目の自称・マイホームパパ。更新はたまぁ~にしかされないが、〝親バカ〟丸出しの子供ブログも書いている。そのタイトルには、いまだに『新米パパ』が付いているのだ。親父暦1年をすぎたのだ。いい加減新米でもないだろう?それはさておき。
奥さんと知り合い、数年後に結婚。日々の夫婦仲も子育ても順調。〝恋愛成功者〟からの忠告は要するに、怪人クンの想いはお蝶にだけ言えばいいことで、第三者が見てる場で書くことじゃないよ、というのが彼の考え。面と向かって言えって?とっくにそれはしてるよ。
どしょっぱい男も、たまにはまともなことを言うものだ。まぁ、彼の気持ちも理解できる。でもいいんだよ、これで。
電話を切ってからターザン山本!さんの『煩悩菩薩日記』(7日更新分)を読む。へぇ~、亀田オヤジとガッツ石松氏、やくみつる氏のトークバトル?そんな番組(スーパー・モーニング=テレビ朝日)があったんですか?ぜひ見てみたかったなぁ。あの親父は一歩も引かなかったというのだからすごい。むしろ2人を圧倒していたの?ますます興味あるなぁ。

23時からフジテレビで放送された『あいのり』を見る。旅をリタイアした男が、2人の女を闘わせる。片や憎悪むき出し。視殺する女とされる女。重たい空気が流れる。結末は次週へと持ち越された。これは見逃せないなぁ。
それが終わると、ケータイからこのブログをチェックする。数個のコメントが入っていた。そこに懐かしい名前を見つける。生きていたのか、ロリコン伯爵。彼はDr.トドー実弟なのだ。
きょう更新の日記タイトルは『最後の相手』。お蝶にそのすべてをぶつけるため、数年後のキャバクラ引退を怪人クンは宣言した。それに関して、セメント父ちゃんのお弟子さんから『最後なんてさびしいこと言わないで!』というコメントをいただいた。
運命の女性が見つかってしまったのだ。中途半端な気持ちでぶつかったらそれこそバチが当たるし、彼女に対して失礼になる。だから「これでファイナルになってもいい!」という覚悟で臨む。生涯現役?確かにいいけど、怪人クンは馬場さんじゃないよ。ムフフフ…。いつかはキャバというリングを下りる時が来るでしょう。
ちなみに、この彼とは先月とその前の「昭和プロレス学」(ターザン山本!さん主催)でも2回続けて会っているのだ。
夜の街はキャバだけじゃない。“ネオン街のホームレス”として、旅してみたい場所はまだまだいっぱいある。バーとか居酒屋をもっと開拓してみたい。仲間同士はもちろん、ひとりでぷらり入れる店を増やしたい。お蝶と行くためにも…。
実は、早くも目をつけている店があるのだ。街の外れ。建物の1階。ガラス張りの扉。ガラス越しに見える赤椅子。横長のカウンター。男性バーテンダー。楽しそうな客たち…。店の前を通るたびに思う。そそられる空間だなぁ、と。

考えてみると、お蝶と出会って以来ほかのキャバには一度も行っていないのだ。だからといって、行きたいとも思わない。〝恋〟とはそういうもの。意識しなくても、自然とそうなるのだ。だったら、わざわざ宣言するまでもなかったなぁ。でもまぁケジメというか、本気度を示すにはそのくらいしないとね。
会いに行くならお蝶。怪人クンは己にまっすぐに、ただただ当たり前のことをしているだけなのだ。


※銀座・宝塚劇場入口の銅像(写真)。東京行脚より。