『対話』と『食』がなかったら

映画『血と骨』を観た。
父とは何か？母とは何か？親子とは何か？家族とは何か？夫婦とは何か？愛とは何か？孤独とは何か？支配とは何か？好き勝手とは何か？そして、生とは何か？死とは何か・・・？
いろんなテーマが詰まっていたと思う。しかし、である。この映画には抑揚がない。起承転結がない。映画はフィクションである。でも、観ていてとてつもなく不愉快になった。 上映後、席を立ったカップル。その女性の表情は“一刻も早くここから逃れたい”という顔をしていた。
土曜の夜、不愉快な怪人クンを救ったのは、オムライスとこの映画を語る会、人と人とのダイアローグだった・・・。
食は人の心を豊かにし、人が人を救うのだ。

※“家元！”、うたさん、カンフー他と渋谷で観た映画。内容的には全面拒否です。オムライスは美味かった！写真はQ FRONT。
※うたさんと深夜の焼肉屋で彼の一足早い誕生日祝いをしました。