『会議研かごしま』/「会議力向上」で組織変革・経営改善をめざす/中小企業診断士・津田輝久

クリエイティブな『会議』で、
社員の能力とチームワーク向上を図り、経営目標の達成を目指します。

相手を理解するコツ。相手の立場で考える。

2013-02-22 02:56:07 | 日記
成果が出る経営の仕組みを創る・組織を創る・実行する

この一連の流れを「会議」の活性化が可能にします。

身近な「会議」を自分達で「価値ある会議」変え、組織変革を図りませんか。

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いつも「会議研ニュース」をお読みいただきありがとうございます。

早速ですが 昨日、会議に参加した企業の責任者の話です。

その企業はサービス業。
対個人サービスを主としています。

サービス業というのは、各スタッフによるサービスの提供方法の違いが
顧客からのクレームの発生原因となりやすい業種です。

この企業も例外ではなく、各スタッフが提供するサービスの時間の長短や
その内容等の差から顧客からのクレームが発生していました。

また、スタッフ間でも、その個人差というものがもめごとの原因に
なっていました。

この企業も定期的な「会議」を開催し経営改善に取り組んできた企業です。
いろいろな改善の結果、成果がでてきていたのですが
この「個人差」というものをどうやって標準化するかが大きな課題でした。

その部門の責任者も個別面談をしたり、といろいろと手を尽くしてきたのですが
うまくいかなかったそうです。

いろいろ取り組んでいるうちに気がついたことがあったそうです。

それは、みんな自分勝手に仕事をしているようだが
よく行動等をみていると「お客様に満足してもらおう」と
思って仕事をしているのではないか。と

そう思ったら、各スタッフの仕事の仕方に関心がもてるようになり
今までの自分は、他人に仕事の仕方を押し付けていただけではなかったか、と
反省されたそうです。

その後、そのスタッフがなぜそのような手順で仕事をしているのか等
聞けるようになり、「会話」ができるようになったとのこと。

「対立」から「対話」へと、関係が変わったそうです。

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「会議」の場でも意見が対立することがあります。

「意見の対立」ですめばよいですが、「感情の対立」にまで発展する場合も
あります。

納得できない意見が出た時でも、この企業の責任者のように
たとえば、みんな「お客様に満足してもらおう」と思って
発言しているんだと思うことです。

そうすれば、相手の意見が聞けるようになり、お互いの理解や信頼も
深まります。

そのような考えが「会話できる場」をつくります。

経営改善という長期的な、継続した取り組みにはこのような考えが必要です。
自分の考えを一方的に言えば言うほど、社員間の距離は遠くなります。

時間がかかります。

対立している状況での意思決定は、行動を前提としていない意思決定になりがちです。

昔、誰かが言っていました。

同じ親から生まれた兄弟姉妹でも考えが違うのだから、と



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二月に実践会を開催する予定でしたが
参加予定者の日程の調整がついていません。申し訳ありません。


一緒に、自分の会社のこと、考えませんか。


「会議」で組織変革を図る実践会 
 
  会議研かごしま (責任者 中小企業診断士 津田 輝久)

  HP http://www5.synapse.ne.jp/kaigiken/



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