『会議研かごしま』/「会議力向上」で組織変革・経営改善をめざす/中小企業診断士・津田輝久

クリエイティブな『会議』で、
社員の能力とチームワーク向上を図り、経営目標の達成を目指します。

『落としどころ』を決めた会議。

2013-05-02 00:09:34 | 日記
成果が出る経営の仕組みを創る・組織を創る・実行する

この一連の流れを「会議」の活性化が可能にします。

仕組みを創ることから実行までコミュニケーションの量と質が大きく
かかわっています。

身近な「会議」を自分達で「価値ある会議」変え、
問題解決を図る場、組織変革を図る場、人材育成を図る場、にしませんか。

同じ内容をアメブロ(会議力向上de組織変革・問題解決@津田輝久)にも掲載しています。

【「会議研かごしまニュース」毎週1回木曜日発行 】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

先日、あるIT関係の会社に勤務する人から聞いた話です。

その方が勤務する会社の営業会議でのこと。

売り上げが低迷しているため、ここで抜本的な改革が必要との経営者の声に
担当者が集まりました。

各人、営業活動の現状等を話しているものの
これは、という営業手法はなかなか出てきませんでした。

経営者も沈黙しているものの、なかなか良いアイデアが
出てこないことにイライラした様子。

こんな経営者の様子が、長年仕事を共にしている社員にも
当然伝わっていました。

はやく、何かアイデアをださないと、と考えた社員のひとりが
以前取り組んだものの、効果が芳しくなかったある営業方法を、
少しだけ変えて提案しました。(詳しくは書けませんが)

結論を急く雰囲気だったことや、なかなか良いアイデアが
でなかったこと等により、全員(?)がそのアイデア(?)の実行に
同意しました。

このアイデアには、これは、といった新規性も
成果に対するメンバーの納得性もありませんでした。

会議後、わかったことですが、
その提案者は
はやく営業活動のアクションをおこしたい経営者の思いを察し(?)
新規性・納得性のないアイデアを出したとのこと。
(正しくは、経営者との信頼関係も薄いため会議を早く終わらせたい、
と考えていたとのこと)


この例では、出題者(経営者)の要望(思い)に応えた解答(提案)となったのですが
その会議の主宰者が、会議の質を高めるようなリーダーシップ(日々の信頼関係においても)をとらないと、このような結果を招きます。

ましてや会議の結論(成果)を急ぐとなおさらです。

困難なテーマこそ時間をかけるべきです。また、些細な提案でも聴くという姿勢も。

よく、結論が決まっている会議、はムダな会議といいますが
参加したメンバーが結論(会議の落としどころ)を想定して会議に参加する、
意見を述べる会議もムダな会議です。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



一緒に、自分の会社のこと、考えませんか。


「5月度 会議研かごしま実践会」


日時:平成25年5月21日(火)

場所:鹿児島市鴨池新町6-6鴨池南国ビル(県庁前)

   セミナールーム(地階)

時間:18時30分より(90分程度)


会費:1000円


申し込み方法:下記のホームページ(「問い合わせ、ご相談」フォーム)より
       お申し込みください。
       個人名で申し込まれても結構です。


「会議」で組織変革を図る実践会 
 
  会議研かごしま (責任者 津田 輝久)

  HP http://www5.synapse.ne.jp/kaigiken/