快風丸

俺の船に乗らないか。

ご無沙汰してます

2008-06-11 01:42:08 | Weblog
 先日、たまたま買ったミュージックマガジンに大学の軽音楽部のN先輩のインタビュー記事が出てて、びっくりしました。

 昨日、本屋で、平積みになっている雑誌を手に取った。モノクロのジョンとヨーコの写真が表紙で、”ATES(アテス)”。理想のカップル特集で、ジョンとヨーコ、鮎川誠とシーナとか。41Pに軽音楽部のW先輩と同姓同名を発見。フラワーコーディネーターの奥様を経営者として支える夫。複数の会社を経営し、今春、同志社大学でMBAを取得したとのこと。

 京都? ミュージシャン? 写真をよく見るとW先輩だ。同姓同名じゃない。
英米語学科を卒業されて、なぜか美容師になられた。僕が卒業した年にカットしてもらって以来だから20年ぶりにこんな再会するとは。

 衝撃だった。僕が酒を飲んでフラフラしてる間、この人は勉強してたんだ。不断の努力を重ねて来られたのだろう。

 ちなみにN先輩とW先輩はシュヴァルツというバンドでした。すごい偶然。
’87、キャプテンレーベルから発売されたオムニバスアルバム”KYOTO NIGHT”に2曲入ってます。

 久しぶりに聞きました。カッコよかったです。

翼竜は恐竜でも鳥でもない

2008-06-09 01:02:00 | Weblog
 世界最大の翼竜展。
新聞屋の抽選でチケットが当たったので行って来ました。

 恐竜と同じ時代に、空を制したモンスターたち。絶滅したんだね。

 ケツァルコアトルスは翼長10mで、もっと大きかったかも知れないって。
鳥とも恐竜とも違うって。

 蜥蜴みたいな爬虫類が、飛びたいと思ったから進化をしたんだって。
俺だって飛びたいし、飛べたらもっと安全で安心に暮らしてるだろう。

 翼竜は、地球に巨大隕石が衝突したときに、環境変化に耐えきれず絶滅したとのこと。それ以前に一億五千万年、飛び続けたらしい。
 なぜ人類の祖先は進化の過程で猿を手本としたのか。
 なぜ鳥じゃダメだったのか。

 つくづく悔やまれる。

 飛びたい。

パンクとリカー

2008-06-08 00:55:47 | Weblog
 歯の件が落着したから、開放感にまかせてよく飲んだ。
youtubeでパンクのLIVEをいろいろと物色。SexpistolsとかClashとか、Televisionもあったなぁ。

 で、もうめんどくさくなっちゃって、最後のほうはいいちこストレートで。

 今朝は小学校の参観日で、起きてもまだフラフラのヘロヘロで、そりゃ4時まで飲んでましたから。で、少し遅れて学校行って、ご近所散歩して帰って飯食って昼寝して、もう夕方なんですね。

 バレーボール見て、サッカー見て、もう深夜なんですね。
早い話が、何にもせずに、無為な1日を過ごしてしまったということなんですね。
 
 とてもぜいたくな休日であったと日記には書いておこう。

かくかく歯科じか

2008-06-07 00:01:52 | Weblog
 定時速攻作戦で歯科へ。6:45。
もう症状は治まっている。

 抗生剤を注入して終わり。
結論を言うと、できる限り抜かないとのこと。私の親知らずはきちんとかみ合わせができていて、歯としての機能をはたしているので、抜かないのがベターとのこと。ひと安心。しかし、虫歯になりかけているので、どうしようもなくなったら抜かざるを得ないとのこと。

 普通の人は、上下の歯をかみ合わせたとき、奥歯は少し上下に隙間があるのだそうだが、私の場合、奥歯は隙間なく、前歯のほうに隙間があると指摘された。特に悪いということではなく個性だそうだ。たしかにそうだがこれが正常で、誰しもそうだと信じていた。知らなかった。
 だから奥歯の土台に負担がかかって弱っていっているらしい。

 待合室に置いてある業界誌に
「NYのビジネスマンは3ヵ月に一度、歯の定期検診を受けている。」
とあった。

 当たり前だが、日常生活において、人間は食べることでしか必要な栄養を得られない。歯が悪いとちゃんと噛めない。すなわち第一次消化が不完全となるので胃腸に負担がかかる。おいしく食べられないので精神衛生上よろしくない。食欲も減退する。どんどん弱りのスパイラルへと落ちてゆくのである。歯はかようにスモールパーツでありながら、人が生きる上で、そのクオリティに影響するほど重要なのである。

 歯を軽んずるものは、生きることを軽んずるものである。

自分に説教かましてみたでやんす。

wisdom tooth

2008-06-06 00:30:32 | Weblog
 英語で親知らずのことを”知恵の歯”というそうだ。
 
 親知らずが痛いのは知歯周囲炎が正しい病名だと「ほんものの」ドクターが教えてくれた。親知らずは歯ブラシが十分に届かないので、その周囲にバイ菌が入り込んで炎症を起こすとのこと。

 抗生剤を注入、あとは飲み薬と痛み止めをもらった。
薬局に夕刊が来ていた。
「ボ・ディドリー氏死去」
のニュースが目にとまった。ボガンボスとどんとさんを思い出していた。

 家に帰って、おかゆが食いたかったが、かなわなかった。昼飯がそんな風だったので腹が減っていた。白飯を片方の歯で噛んで飲み込んだ。おいしくないし消化に悪そうだ。しょうがない。テキーラをあおって寝た。

 朝にはかなり痛みは引いていた。やっぱ「ほんものの」ドクターは大したものだ。明日、2回目の治療だ。おそらく抜く方向で話が進むのだろう。ネットで調べたが、いろいろリスクもあるので、「ほんものの」ドクターとよく話し合って決めたいと思う。

「特に、この数日は睡眠不足にならないように」
と言われているのでもう寝ます。

ドンツー

2008-06-05 00:39:17 | Weblog
 肩が凝っていた。日曜日、美術館から大事な図録をカゴのない自転車で、キズ付けないよう運ぶため、小一時間、片手運転で帰宅した。その影響であろう。

 月曜日は忙しかった。息つく暇もなかった。夕方、肩こりの延長でもう少し上の方、首筋から歯の奥あたりも痛くなってきた。鈍い痛み、寝つきが悪かった。

      
    
        朝一で歯医者に行った。いつもの先生はなぜかリラックスウェア
      で仲間とカードゲーム中だ。なぜか白人の陽気な男の先生が来た。
       朝からやたらテンションが高い。寝ている僕の股間に手を伸ばし
      てきた。
       今度は白衣を脱ぎ棄て全裸でとなりの患者を踊りながら治療して
      いる。いつもの先生はフロアに座って相変わらずカードゲームに熱
      中している。
       身の危険を感じたので、帰ることにした。治療代、¥8,800
      という。治療らしき治療は受けていないしポケットには裸銭が
      ¥5,000、受付の人とにらみ合いになった。


 
 目が覚めた。4時。どうも”親知らず”みたいだ。
にしてもリアルでいやな夢だったな。しかもディティールまでしっかり覚えている。寝床で悶々としながらいつもの時間に起床。かみさんに鎮痛剤をもらって会社へ行った。昼飯はカロリーメイトゼリー、200kclのみ。喉まで痛くて、固形物が食べられない。

 とにかく、早く帰って  「ほんものの」  歯医者に行かなくては。

芸術新潮’85.07

2008-06-04 00:00:01 | Weblog
 さてシルヴァー号はお昼前に名古屋市美術館へ着陸。
モディリアーニ展の最終日だ。この日、ジロディタリアも最終日だ。イタリアおよび最終づくしか。

 最終日にしては入りが悪いな。ま、お昼時だしな、でもその後も思ったほどいっぱいじゃなかったな。おかげでゆっくり見れました。

 今回は、みっちり予習してきました。学生のころ、なんとなく
「なぜ首が長い?モディリアーニの秘密」
という特集が気になり、芸術新潮を買った。なんとなくいつか読もうと思いつつ、何度引っ越ししても常に手元にあった。23年の時を経て、やっと読むべき時が来た。

 アルコールと麻薬におぼれて才能はありながら自滅したナルシストだと思っていた。冷たく硬い感じがしてた。それは、ただ一面から見たイメージにしかすぎないとわかった。
 幼少のころからイタリアの古典絵画を学び、パリに渡り、プリミティブアートに出合い、彫刻家を目指しあきらめ、絵画へと戻った。

 ほとんどが正面からみた人物像。
僕は、優しい絵だなと思った。絵の中の人物の孤独が見えた。自分の内面を見つめるジャンヌ・エピュテルヌが、まったく力強いカリアティードたちがいた。みな暖かかった。

 なけなしの金で図録を買った。昼飯を抜くことにした。午後2時の日差しは柔らかく、美術館の白い壁はやさしくもまぶしかった。

 さあ帰ろう、シルヴァー号。

シルヴァー号とともに

2008-06-03 01:03:46 | Weblog
 日曜日、結局ひとりで美術館へ行くことに。
天気よし、「シルヴァー号、応答せよ。」
 
 シルヴァー号はセカンドバイクで、いわゆってしまえばママチャリだ。
錆と油まみれの埃をまとったいぶし銀の憎いやつ。この味わいを出すのに3年かかった。前かご、後ろキャリアを外して軽量化を図っている。

 日頃はロードレーサーに乗っているが、ビンディングシューズは歩きにくいのと、盗難のリスクを避けるため、長時間駐輪するときなど、このシルヴァー号の出番も多い。

 ロードレーサーは前傾姿勢でスピードも速く、路面状況も確認しながらで、純粋に走ることを楽しむバイク。ところがシルヴァー号は上体もぐっと起きて、ゆっくり走るので、走りながらすべての景色を楽しむ余裕ができる。用事のお出かけも素敵なデイトリップに変えてくれる。


 いや、この爽快感を電車などというおもしろくもおかしくもない乗物にくれてやらなくてよかった。ちょっと寄り道したりして、小一時間の旅でした。
電車だと、歩きとか、乗り換えとかあるので、街中ならゆっくり走っても時間的にはそんなに変わらないんですよね。その上気持ち良し。

 VIVA シルヴァー号。