人類は機械によって滅ぼされるぞ

　便利な機械を過信してはいけない。
機械は人間が使うものであり、それに頼ってはならない。いつもそう思っている。

　電波時計は狂わない。気持ちいいほどいつもジャスト。
子供のころ、ゼンマイ式を愛用していた身にとって、たった４千いくらの目覚まし時計は驚くべき高性能だ。

　わかってるつもりだった。過信してはいけない。しかしやってしまった。

　今朝、いつものように６：２０に目覚めた。電波時計に起こされた。
トイレに行った。トイレの時計は５：２０だった。こっちは安物だった。遅れていやがる。ま、安物はしょうがないか。今日は天気が悪くなるとの予報だったので電車通勤。も少し寝よう。６：５０、もう起きよう。にしても空が暗すぎる。なんかおかしい。恐ろしいほど暗い。恐ろしい。不吉な空だ。

　ＴＶをつけた。デジタルで５：５０と出ている。
やっと状況が把握できた。高性能電波時計は１時間進んでいたのでした。

　ま、遅れてたら大変でしたが、おかげでもう１時間寝れました。
電池切れかなぁ。

　もう一度言おう。便利な機械に頼ってはいけない。