家に着き母を残して(母は父が死ぬなんてこれぽっちも思ってもいないので)義兄と病院へ向かった。倒れてからかれこれ一時間が経とうとしている。倒れたときには既に脈も無く、呼吸もしていなかったとのこだったので、それが小一時間も経っている。だから病院側の話を聞くまでもなく終わったのだなと確信したのだった。それを身体では受け止めることが出来なかった。
遺体となった父との対面のとき、左足が少しはみ出ていたのでその親指に触った。父の温もりはなくただ冷たくなった父がベッドの上で左腕をブランと下げたまま、顔は入れ歯を外していたので口をすぼめたままで横たわっていた。声をかけても二度と返事をしない父がそこにいるのだった。だが、死顔は清々しかった。
苦しむこともなくあっと言う間も無く逝ってしまったのであろう。
遺体となった父との対面のとき、左足が少しはみ出ていたのでその親指に触った。父の温もりはなくただ冷たくなった父がベッドの上で左腕をブランと下げたまま、顔は入れ歯を外していたので口をすぼめたままで横たわっていた。声をかけても二度と返事をしない父がそこにいるのだった。だが、死顔は清々しかった。
苦しむこともなくあっと言う間も無く逝ってしまったのであろう。









※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます