懐良親王御陵墓(熊本県)
第96代後醍醐天皇皇子で、征西大将軍として九州に赴き活躍。南朝方の全盛期を築いた方である。後、征西大将軍職を辞し、筑後矢部で病気により薨去された。その墓所については数か所伝えられているのは賢明なる読者諸氏もご存知であろう。宮内庁はこの八代の地を治定している。さらにこの治定を完全なものにしたのは大正5年に発見された親王御自筆銘の宝篋印塔が発見されたことでもあろう。この宝篋印塔は親王御陵墓の傍らにひっそりと佇んでいる。水無川の清流が参詣する人々の心を洗い流すようだ。
懐良親王陵墓位置
当該ブログの記事は令和2年(2020)12月21日から30日までである。
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