下・上御倉古墳(熊本県)
阿蘇谷の奥まったところに2基の円墳がある。横穴式石室を持つ。西に行けば前方後円墳を含む中通古墳群があるが、両者の関係は恐らく縦のつながりがあるのだろう。径30mほどで、高さは4.5m。大体上御倉古墳に似ていて、巨石石室であることも、石屋形もあるということも判ってはいるのだが、土砂の流入があって明らかにはされていない。築造時期は上も下も6世紀後半、末期のようである。熊本地震で崩壊した阿蘇神社は阿蘇君を祭神としているだろう。早期の再建を望むのだが。
下御倉古墳位置
上御倉古墳位置
当該ブログの記事は令和3年12月12日から20日までである。
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