この彼は声を掛けない 頭が見える 母だ
なんだなんだ 訳も判らず招かれるまま 若鮎たちは見事に網に引っかかった 母は喜んでいる
帽子をかぶった方が呼び込んだのである まるで鮎簗だな
買物沿いのお宅に咲いている 躑躅 陽当りの良いところで少し早く咲く
同じく
同じく 色を変えて植栽されてある しかも大きく育っている 毎年手を入れている
黒猫のタンゴと新手の登場でお食事処開店だ 新手の耳を見るにつけ痛々しい
如何ともし難いのかも判らんでもないが・・・うーむ 我輩の気持ちを知らぬだろうが 黙々と食べている
黒猫のタンゴも黙々と食べている
こうして見ると本当にかわいいな 食える時に食っておかねばな 我輩はいつまでもお前たちの味方だからな
