賢明なる読者諸氏ならば既に感じられているやもしれん。観察日記じゃねーだろーなと。
少しばかり上に伸びようとしてくれているようだぞ。
朱塚古墳(熊本県)
津袋古墳群中の1基である。御覧の様に圃場整備がされたものと思われるがこうして保存されている。当該古墳群の中では唯一主体部を見ることが出来るのがお判りになると思う。天井石がむき出しになっており、また傾いてもいる。石室内を見ると小口の石を積み上げて石室が造られている。案内、説明は無いことを言っておかねばいかん。 封土が流出しているのだがこれまで残ってくれたのなら良しとしよう。 5世紀後半から6世紀前半に築造されたのではなかろうか。 説明によると竪穴式石室の一端に羨道を付けた特殊なものであると・・うーむ、それで保存されているのかもしれないが、もう少し分かり易く見学できるように何とかならないもんかね。近くには平原塚がある。
当該ブログの記事は令和2年(2020)4月5日から11日までである。