一幅の清涼感を味わえる良いところである。沖水古墳もあるぞ。
横瀬古墳(鹿児島県)
大隅半島における古墳時代と言えば志布志湾岸周辺と、この湾に注ぐ河川流域に集中しており、鹿児島湾岸や内陸部には殆ど見ることが出来ないようだ。この大崎町横瀬古墳群は低地に所在する唯一の古墳群であった。本来当該古墳の周辺に寄り添った陪塚はすでに無くなっている。
古墳群という言葉はすでになく当該古墳だけが残っている。濠を巡らした墳長は134m、墳丘は三段に埴輪が巡り、内部主体は竪穴式石室である。5世紀後半の築造とされ志布志湾岸では最終段階の前方後円墳である。管理されている古墳で大事にされている秀麗な古墳である。見学用にちょっとした駐車場でも設けてくれればな。まあしかし、良いところだよ。
当該ブログの記事は平成30年(2018)10月28日から11月9日までである。