これでは円墳だと先ず判るまい。しかも玄室までの長さが5m足らずである。そうすると径が10m足らずの小形の円墳だ。
静態保存されている C591 について少し。C55 C57の性能に満足出来ず、新しく大出力機関車を開発することとなり、昭和16年5月にC59形の第1号機が完成したのである。C57形の400トンの牽引能力に対してC59形は500トンもの力を発揮したのである。スタイルは「貴公子」と言ったところで特急列車(さちかぜ、あさかぜ)、急行列車(天草)をも牽引した名機であった。引退した後は準鉄道記念物に選ばれ、小倉工場に展示されていたものがいまここにあるのである。