前にある車輌もいいだろう。当時はこの車輌の写真を撮りにいったのだった。たしかもう動いてはなかったかな。
当時は側線と庫内にそれぞれ一輌ずつ、計二輌あったようだ。
ついでで悪いが阿蘇一宮駅で出会った 8620形 高速旅客機として名高い。その性能はと言えば旅客列車300tを牽引して平坦線を90kmのハイスピードで走ることが出来たのである。大正3年から昭和4年までにわたって量産されたほどで、この当時にあっては驚異的な能力を持っていた蒸気機関車であった。それだけではない昭和44年10月長崎国体で行幸された両陛下のお召列車を牽引したのが8620形で、48627機 28629機の重連だった。そしてこれが国鉄門司鉄道管理局内最後のお召であった。
あれっ、蒸気機関車の話が長くなってしまったな。