
でかい図体だな。天気は悪いのだが気持ちがいいぞ。

自転車で九州一周行った時のマッチ箱 旅館に泊まれば必ず応接台の上に灰皿とマッチが置かれていたものである。
この中に「幸」という旅館があるが、ここの大女将にはたいそう世話になった。
岡山県総社市から広島へ向かう途中尾道あたりで気分が悪くなってたまたまここに寄ったのである。
具合が悪いので泊めてもらいたい旨を中居さんに言ったところ奥から大女将が出てきてすぐ部屋にいれてくれた。
真昼間だったにも関わらずにだ。眠りこけていたのだが目が覚めた時に仲居さんが食事を持ってきてくれた。山盛りのカレーと大きな葡萄だった。「あれっ 頼んでいませんが」「大女将が持って行けと」「服がないんですが」「汚れていたので大女将が洗濯してましたよ もう乾いてるでしょう 持ってきてあげますよ 食べていてくださいね」
嬉しくなってガツガツと全部平らげた。味を思い出すことはないが「幸」を忘れることはない。
それから我輩にも家族ができて尾道に遊びに行く機会を得て「幸」に電話をしてみた。十数年も経っているのに電話が通じた。こうこうこういうことで「幸」に泊まりたいということを告げたのだが電話に出たのは大女将のお孫さんで「祖母はいついつ亡くなりもう旅館はやっておりません」 涙が出てしまった。このマッチを見たとき大女将の顔が頭の中に浮かんできた。

花立山穴観音古墳到着12:56 母の買い物をしていたので少し時間がかかってしまったな。蛇を轢きそうにもなったしな。臨時駐車場(大きな池のすぐ下)に車と母を置いて少し歩かないといかんしな。

古墳前に着いた時、三人のスタッフがいたのだがタイミングが悪かったな。我輩は飯を食わぬが彼らは食事の最中だった。皆がその手を止めて応対しようとしていたので遠慮してしまった。ただ小郡市の担当者が我輩についてきてくれた。








