発掘調査報告 第六番目

　山王山古墳

　「古」という漢字が見えるだろう。まさか古墳が出来たときに彫られたのではない。祠かなにかで、祀られていたのである。
　神聖なことのために使用されていたなら許せるが、物置に使用されていた古墳もあったらしく文化レベルの低級さにはびっくりさせられた。知らなかった等と言う言い訳は通じまい。

白野江植物公園

　冬牡丹と水仙を見るために出かけた。パンフレットのように雪が降っている時なぞは出かけたくないので寒さの合間を縫ったのである。雪が降ろうが降るまいが関係なく藁で編んだ薦を被いにしている。雪国の子供達が頭から被っているように見えてなかなか風情があってよい。やはり少々でも雪があれば絵にはなる。

　日常では見ることが出来ない花を見ることが出来るかもしれないと期待を胸に勇んで入っていった。

戸山原古墳

　すっきりしている。今年最初の姿を御見せする。

どんど焼き

　田川伊田駅前の喫茶店で４０分位時間を潰すことが出来た。最初はアーケードの中で探したのだが見つけることが出来なかった。踵を返し駅に向って何の気なしに振り返ってみるとキーコーヒーの看板が目に入った。探すのをやめたときみつかることはよくある話だとはよく言ったものだと感心する。
　既にうず高く積まれてある。ゴミの山ではないことを付け加えておかねばならない。もうすぐ神事が始る。