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街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

寒波到来

2010-01-14 09:04:40 | Weblog

 静けさと閑けさがある。芭蕉は「閑かさや石に染み入る蝉の声」に遣われる「閑かさ」があるがここには蝉の声がある。しかし、そこには本物の「閑かさ」があるやに思う。
 ところが、雪がしんしんと降り、そして、積もってゆくに従って周囲の音まで包み込んでしまうのである。しーんとした音までをも吸収して「閑かさ」を周囲に拡げてゆくのである。この時ばかりは普段と異なる閑かさを味わうことが出来る。
 しかし、やっぱり寒い。気持ちは良いが寒い。

 
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杵築

2010-01-14 08:34:32 | 街道関連

 短くもなく長くもない石畳が一旦降りてまた登り上がって行く。その先は犬の尻尾の如くに石畳が延び、古の街並みに続いて行くのである。

 酢屋の坂を登りつめたすぐ右の通りには土壁が延びている。静かな佇まいである。ここを寒風が吹き抜けてゆくのだ。寒くてたまらない。おかげで風邪をぶり返してしまった。
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