目の前で散米神楽が舞われている。五穀豊穣を願い、収穫に感謝する舞である。観客は五十人ほどであろうか。年配の方が多いのは如何ともしがたいのであろう。 正面に向かって左に白装束を着たお囃子が三人が座って、其々が太鼓、じゃんがら、笛を受け持っている。
舞の所作にはメリハリは無いのだが、のんびりと時間が流れていく様子が窺われて面白い。伝統とは言え、この舞が綿々として受け継がれてきたのかと思うと、舞のわりには凄みを感じざるを得ない。(写真:散米神楽 舞手は赤の装束である)
舞の所作にはメリハリは無いのだが、のんびりと時間が流れていく様子が窺われて面白い。伝統とは言え、この舞が綿々として受け継がれてきたのかと思うと、舞のわりには凄みを感じざるを得ない。(写真:散米神楽 舞手は赤の装束である)