ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ペルーの旅(13)

2012-03-23 07:00:00 | 旅日記
3月6日 ペルーの旅も最終章。7時、クスコのホテルを出発して空港へ。ガイドのカワムラさんとお別れして、9時30分のLAN機でリマへ1時間25分の空の旅。11時にはリマに着いて午後はリマ市内の観光…の筈でした。
 同じツァーグループの若い女性・Iさんと変愚院夫婦が、3人掛けのシートに並んで離陸を待ちます。タクシーイングが終わり離陸体制に入りました。しかし管制塔のゴーサインが出ないのか、なかなかテイクオフしません。そのうち、心地よいエンジン音で眠気がさしてきて、つい寝入ってしまいました。辺りが騒がしくなったので、てっきりリマに着いたかと窓の外を見ると「ン?クスコと同じ?」。なんと他の二人も寝入っていて、てっきりリマだと思ったそうです。
 他の乗客が立ち上がって通路を出口へ急ぎます。聞くと乗客機材のトラブルで出発できないとのことで、空港待合室へ返されました。待つこと1時間半。その間、添乗員のOさんが走り回って交渉して、何とか別便の機に乗ることになりました。同じように3人座って離陸体制に…。ところが再び飛び立てず、また別の飛行機に…。



この飛行機が飛び立ったのは12時35分。リマに着いたのは14時を過ぎていました。バスで市内観光に出発したのは14時30分近く…



4日前に通った海岸沿いの美しいレストランで、遅い昼食。



まずは3日ぶりのビールで乾杯です。



メインディッシュはコンチータス・アラ・パルメザーナ、帆立貝にパルメザンチーズを乗せてオーブンで焼いた料理です。ピスコ・サワーの味も、すっかりお馴染みになりました。



そして、シーフードの入ったピラフと。



デザート。とても美味しく頂きました。



リマ市内の観光を始める頃は16時近くになっていました。まずラルコ博物館へ。



リマ市には他にも「天野博物館」などの博物館がありますが、この「ラファエル・ラルコ・エレラ博物館」はラルコ氏の個人コレクションで、インカのミイラと後でご紹介するもう一つの展示物で有名です。





美しい南国の花々に迎えられて入場します。



入口には、こんな珍しいサボテンもありました。



驚いたのは、その収集品の数の多さです。



まだ未整理のコレクションが、所狭しと広い室内の棚に並べられています。



壁面に飾られた人間の顔を象った土器です。



別の建物に入って、時代区分されて説明が付けられた展示室を順に巡っていきます(続く)。


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