ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

春寒・矢田丘陵(2014/03.07、03.09)

2014-03-09 14:25:21 | 矢田だより

3月になって矢田丘陵にまた寒さが戻ってきました。7日(金)の奈良の最低気温はマイナス1.3℃でした。

六つの道が交わる「六つ辻」を10時45分スタート。道標の指す矢田寺の方へ登り、正面に見える東明寺からの道を帰ってきます。

11時半の矢田山最高所で気温は4℃でした。尾根道の風は強く冷たかったですが歩いているうちにホカホカ暖かくなりました。

それでも「啓蟄(巣ごもりの虫)が戸を開く」の季節らしく、露ナシ池の「姫」が顔を見せましたし、タンポポ、ホトケノザ、イヌノフグリなど春の野を彩る花も開き始めていました。

今日9日も少し風がありましたが、晴れたり曇ったりの空模様です。今日も遅くなってから松尾山へ。いつもの斑鳩町営駐車場ではフリーマーケットが開かれていていましたが、なんとか駐車場所を見つけてゴルフ場へ。途中の池ではカイツブリやカモたちがのんびり春の陽を浴びています。

ゴルフ場を過ぎた十一丁の町石で既に11時に5分前。ここから山道になります。

さすが日曜日だけに毎日登山の近くの人の他に、遠くから来られたらしいザック姿の人とも出会います。快調に登って七曲道分岐にでました。ここから松尾山の道はだいぶ前から通行止めになっています。

参拝順路通り松尾寺の北門へ出て、「松尾の水」で手を洗い、口をすすいで本堂にお参り。

12日が初午なので護摩の準備がすすめられていました。石段を登って三重塔前から切通へ出て山頂へ登りました(11時30分)。いつも静かな山頂は珍しく大勢の登山姿の人で賑わっていましたので、三角点に足を触れただけでまっすぐ下山。

池の畔ではオドリコソウが咲き始めています。正午を過ぎて駐車場へ帰りました。途中、腰を下ろすこともなく2時間近く歩いて体も暖まり、いいトレーニングになりました。