ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

名ばかりの秋( 2013.09.25)

2013-09-25 21:33:55 | 矢田だより

今朝も眩しい日差しが降り注ぎ、天気予報は真夏日になると伝えています。
法起寺近くのコスモスはまだチラホラ咲きでした。9時前、法輪寺横の斑鳩町営駐車場へ車を置き、

 

  

カンカン照りの舗装路を松尾山へ向かいます。   青空に映える芙蓉の花。     

登り口のゴルフ場入口に来るまでにひと汗かきました。帰りの暑さが今から思いやられます。ここまでマイカーや自転車で来る人が多いのもうなづけます。山道の坂に入ると木影があって涼しいので、かえって楽に登れました。毎日登っている人たちが下りてくるのに何人か出会いました。松尾寺の境内は普段より大勢のハイカーで
賑わっていました。

 

 

本堂横でしばらく休んで水分補給の後、    10時前、山頂三角点に立ちました。

ここまでの登りではアブやブヨに悩まされました。ウチワは主に虫除け用に持っています。TV中継塔の日陰で同年輩の男性と腰を下ろして暫く山の話に花を咲かせました。
       

 

林道を下って北門からもう一度寺域に入り、「松尾寺の霊泉」をペットボトルに汲んで改めて本堂にお参りしました。南門近くに「松尾寺開山・日本書記編纂 舎人親王伏し拝みの場所」を示す標識がありました。矢印と300mの文字があり、帰り道の方向なので行って見ることにしました。「300mやから三丁の標識辺りかな」「そんな場所、あったかな?」と不審に思いながら行くと、寺域をでて下り道に入る石仏の上に新しく整備された広場がありました。



 

この裏が「伏し拝みの場所」。大きな案内板は「古道 七曲道」の標識です。下部の張り紙の右側は舎人親王の和歌が何首か記されています。どうも、ごく最近できたもののようです。

  

伏し拝む♀ペン              もうこんなに熟れた柿

登ってくる人に道を譲りながらどんどん下りました。案ずるより…なんとやら、ゴルフ場を過ぎて県道へ出てからも、少し風がでてきて思いのほか楽に駐車場に帰りました。