クラブヒマラヤ・ナガルコット・リゾートはバス停のすぐ上にある高級ホテルです。(写真は翌27日出発時)
ガラス張りのレストランからもヒマラヤの山々を展望できます。
各部屋にはヒマラヤの山名がついています。私たちの部屋は「マカルー 8481m」。テラスからヒマラヤが見える最上階にありました。
さっそくレストラン屋上から展望を楽しみました。ここから見えるのは主にランタンの山々で、正面に夕陽を浴びているのはガネッシュ・ヒマール山群、左はマナスルへ続く山群です。エベレストなどのクーンブの山はずっと右になります。
太陽が西に沈みます。風が出てきて祈祷旗をはためかせています。
次第に雲が湧いてきて右のガネシュ・ヒマール1峰(7406m)が顔を隠しました。やや低い3,4峰(右)だけが残照を浴びています。
さすがに冷えてきて寒さを感じます。
11月27日。美しいヒマラヤの夜明けです。残念ながら朝靄に霞み、肉眼で見えた山々は写真ではぼんやりとしか写りませんでした。
朝からしっかりと栄養を補給して…
前の庭園に出ると…
こんな鳥も散歩していました。
ホテルに別れを告げてバスに乗り込みます。すぐ町の中心の交差点です。
肝を冷やすような絶壁の上の道を下っていきます。
下の街が見えてきました。ン、今頃、桜の花が…
(Photo by MARU-san)
このあと、あちこちで見たヒマラヤサクラです。標高1200mから2400mほどのところで生育する野生のサクラで、冬に花を咲かせます。高さは大きなものでは30mにもなります。思いがけず時期外れの花見を楽しみながら、バスは一路パタンを目指して下っていきます。