聖徳太子が信貴山で「寅年(582年)寅の日寅の刻」に毘沙門天王を感得し、その守護により物部守屋を破った(587年)ことを感謝して、自ら毘沙門天王像を刻み本尊として祀ったことが信貴山(朝護孫子寺)の起源です。
そのため信貴山にはたくさんのトラが奉納されています。前からの写真も含めて一部をご紹介します。
赤門近くの石のトラ。(灯篭の裏側で、ちょっと分りにくい所にあります)
足元には奉納された小さい金属製の寅。なぜかイノシシが一匹混じっていました。
大寅「世界一の福寅」阪神タイガースの優勝を祈念してVサイン!今年はこの台が撤去されていました。
こちらは可愛い「子トラ」ちゃん。
千手院境内の「笑寅」。境内最古だそうです。トラ「ン、俺が笑うてるように見えるか?」
千手院・夢叶堂の「撫で寅」、左は「撫で兎」。
千手院横の「三寅胎内くぐり」
長~~い胴体の途中に燈明を灯した祠があります。また、足元は西国八十八ヵ所のお砂踏みを象っています。
お水堂前の親子トラ。夜な夜な出歩くためか、檻に入れられています。
仔トラにして、この迫力!
このトラもかなり古く苔むしてます。
成福院境内のお大師さん足元のトラ。頭を撫でられてピカピカに光っています。
開運橋欄干のトラ
最後にご存じ・寅まんじゅう。あっさりした餡子の味が絶妙です。