ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

北アルプス大縦走

2009-11-04 21:47:07 | 四方山話
昨11月3日、NHKTVで放映された田部井淳子さんとNHK内多アナとの22日間に
わたる立山~奥穂高ジャンダルムの縦走の記録。
放映時間に来客があったので、今日、録画してあったのを二人で見ました。

私たちは、仕事の都合でとても一回の山行では歩けませんでしたが、何年も
かけて歩いた縦走コース…(変愚院は加えて剣岳~立山、ジャンダルム~西穂高
間も縦走しています)
懐かしい山々の映像でした。

駆け足でコースを(時日は無視して)振り返ってみます。



1991年8月、立山(雄山)。
二人とも何度も登っていますが、頂上の神社まで登ったことはあまりありません。
(写真の鳥居を潜ると雄山神社の境内で、参拝料が必要なため)
いつだったか忘れましたが、変愚院のザックを見た神官に声をかけられたことが
あります。
なんと神官は高校の先輩だったのです。夏場のアルバイトだったようです。
この写真の時は神社にお詣りして、御札を頂きました。
別の神主さんでしたが、♀ペンは男前だったことを今でも覚えています。



1963年8月。ザラ峠幕営地からの針ノ木岳。



同じ合宿時、薬師岳を降りた太郎兵衛平付近。先頭が変愚院です。



1966年7月。黒部川源流の渡渉。
水の冷たさに♀ペンの唇は紫色に変わりました。
今日の映像では、立派な橋がかかっていました。



1996年9月。槍へは10度ほど登っていますが、♀ペンと一緒の頂上の写真はこの一枚だけです。



1960年8月。大キレット最低鞍部。
今から約半世紀前、変愚院が初めて槍~穂高の縦走をした時の古い写真です。



2000年9月。ジャンダルム。
涸沢で知り合った東京・調布市のN夫妻が、ジャンへ登りたいが二人では…
と言っておられたので、前に登っている変愚院がご一緒することになりました。
頂上直下は少しオーバーハングしていて、アブミがかかっているのが見えます。
3人には横に捲いてもらって、変愚院だけアブミを使わせて貰いました。



ジャンダルム頂上で、槍ヶ岳を背にして。
人生の先輩のN夫妻は、今も元気で登山を続けられておられます。