ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

10月の富士

2008-10-05 09:59:57 | 旅日記
台風一過の10月2日、マイカーで出発。
スカイラインは濃い霧でしたが、五合目駐車場に着く頃にはすばらしい青空が開けてきました。


草紅葉の山を見上げながらスタート。


いつもの六合目・宝永山荘に荷を下ろし、宝永火口まで散歩に行きました。


深紅のコケモモの実がルビーのように光っています。


翌3日、山荘を出てしばらくで美しいご来光を拝みました。
宝永山の右肩から登る朝日が、雲海をオレンジ色に染めています。


快晴の空の下を八合目へ。


九合五勺を過ぎると、いよいよ胸突き八丁の苦しい登りに差し掛かります。


山頂の富士宮浅間神社に参拝を済ませ、氷結した「このしろ池」の畔から…


まだらに雪の残る道を剣ヶ峰へ向かいます。


推定気温5度前後、快晴無風の日本最高峰。
北アルプスはじめ周囲の山々も、ずらりと並んで雲の上に顔を出していました。


今年も元気にここに立てた喜びを、二人で分かち合いました。


測候所前からの火口の眺め。


今年はお鉢巡りはぜずに、頂上に別れを告げました。


六合目宝永山荘に来年の再会を約して、早々と下山しました。
(写真は五合目駐車場前のオールコック碑。万延元年に外国人としては初めて富士山に登った英国公使です。)