ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

上海-豫園

2007-06-17 08:49:30 | 旅日記
5月31日。外灘と並ぶ上海観光の拠点・豫園に行きました。
4年前に行ったときは、時間がなくて湖心亭を見ただけでしたが、
今回はゆっくりと見て回ることができました。

豫園の「豫」は「楽しい」という意味がありこの「楽しい園」は
もとは明の時代に一役人が18年かかって造った中国式庭園です。
それほど広くない敷地内に、さまざまな工夫が凝らされています。

門を入ると正面の建物が「三穂堂」。前の石碑の字は江沢民の筆。

玉華堂と呼ばれる建物(もとは役人の書斎だったとか)の正面に
玉玲瓏という高さ3メートルほどの太湖石を中心にした石庭があり
ます。太湖石は軽石状に穴がたくさん開いていて、この玉玲瓏は
一番上の穴から水を入れと、全ての穴から水が噴き出すそうです。

この蓮が浮かぶ池は「緑波池」、橋は「九曲橋」といいます。
なんでも人間は通れても悪霊は通れないように、こんな橋をかけて
あるとか…。それよりも橋を曲がるたびに景色が変わって見える
のが面白い。右の建物が湖心亭です。