ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

あれから12年…

2007-02-01 12:55:51 | 旅日記

1月31日、地区民生児童委員協議会の研修会で淡路島へ行きました。
ずいぶん前にも家族で見学したことがあるのですが、今日は災害時
に私たち民生児童委員が地域の一人住まいやお年寄りの方にどんな
支援ができるかを模索し、防災マップ作りなどに取り組んでいる私
たちの勉強会です。


長さ140mに渡って保存されている「野島断層」を見ると、改めて
私たちが地震列島の上に住んでいる恐ろしさを実感します。前に
来たときはこの施設「野島断層保存館」だけだったのですが…


40秒間震度7の揺れを体験できる「震災体験館(怖かった~)」や


地震後4年間居住されていて「お宅拝見」できなかった断層が横切る
民家(写真は再現された地震直後の台所)が展示されていました。


この民家(メモリアルハウス)の向こうに見えるのは風力発電の大風車
です。公園の電気代の約半分をまかなっているそうです。
「自然は私たちに恐ろしい災害をもたらすだけでなく、またこのように
大きな恵みを与えてくれます」といわれた「震災の語り部」でもある
副館長さんのお話しが、心に残りました。

バスの中でも、ビデオで全国各地の防災への取り組みを視聴するなど、
何かと有意義な一日の研修でした。